いつでも再就職が可能なグラフィックデザイナー
新卒でグラフィックデザイナーとして就業したものの、結婚して家事や子育てをしたり、親族の介護をしたり、異業種に就職するため、一旦仕事を辞める人も多くいます。そして、ひと段落したのち、グラフィックデザイナーとして再就職を目指す人もいます。
そういった場合、家事や子育てと両立するためにパートやアルバイトとして再就職をすることも可能です。このようにグラフィックデザイナーは、技術ひとつでいつでも再就職が可能になっている職種と言えます。
再就職時にはアプリケーションのバージョンに注意
Adobeのイラストレータやフォトショップをはじめ、さまざまなデザイナー向けアプリケーションは、年を追うごとに最新の技術のものにアップデートされます。そのため、就業していた時に扱っていたアプリケーションが古すぎて、新しいアプリケーションの扱い方をほとんど一から覚えなければならないこともあります。
再就職の際には、最新のアプリケーションはどのような扱い方をするのかを学んでおいたり、実際に動かしてみたりしておくことが大切です。採用担当者に、ブランクのため、アプリケーションの知識や技術に疑問をもたれないようにしましょう。
再就職時には流行りのデザインなどをチェックしよう
デザインは、常に、その時の流行っているもの、最新のものに目を向けることが大切です。何年かデザイン業界にブランクができてしまうと、そのあたりの感覚が疎くなってしまうことがあるので、最新の雑誌や本、ウェブサイトなどで、現在の流行や時代の流れを抑えておきましょう。最新のモノをチェックすることで、色彩感覚や文字感覚、レイアウトなどの感覚がもどってくるでしょう。
現在、どのようなモノが人々の目にとまりやすいかを考えることはグラフィックデザイナーの使命とも言えます。再就職の際には、ブランクを感じさせないセンスを採用担当者にアピールできるようにしましょう。
- 多様な働き方があるグラフィックデザイナーの仕事は、再就職でも問題なし。子育てや介護との両立も可能なパートの求人なども沢山ある。
- ただし、アプリのアップデートやデザインの流行などがあるので、ブランクがある場合はそれらについてキャッチアップすることが必要。
本記事は2016/12/14の情報で、内容はグラフィックデザイナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。