ヘアーメイクアップアーティストの転職と自己PR

職業:ヘアーメイクアップアーティスト

1218views

imasia_11016323_M

 

前職の経験を自己PRで伝えよう!

 ヘアーメイクアップアーティストの仕事は技術職なので、職人の世界に通ずるものがありますが、職人と言われる技術職の方と大きく違う所は接客業であるという所です。前職が接客に関わる仕事であれば、どんな年代の方とどのような会話をしてお仕事をしてきたのかなど、会話のコミュニケーション能力をアピールポイントする事ができます。相手のイメージや意向、希望をできる限り聞き出し汲み取り、再現する能力が問われますので接客業をした事がある人は強みとして積極的にアピールしましょう。

 

 接客業でなくても細かい作業を正確に行う工場勤務や事務職を行っていた人なら、手先の器用さや、事務処理の時間配分の経験などをアピールしていくといいです。ヘアーメイクアップアーティストとして手先の器用さはもちろんですが、短時間でスピーディーにヘアーセットやメイクアップを行わなければならない場面は多々ありますのでそれにつなげていく事ができるなら自己PRの材料になります。

 

 美容師から転職する方は多いので、美容師の方であればどれくらいの期間勤務し、月の売り上げやお客様の数、その中でのヘアーセットとメイクアップの人数等、的確に応えられるようにしましょう。

 

  • 異業種からの転職でも接客力や手先の器用さなど前職の経験をアピールできる。

 

スタイルブックをPR材料に

 自身の技術やセンスなどをPRするには、コンセプト毎のヘアースタイルやメイクアップした作品を撮影し一冊の本にまとめて面接時にスタイルブックとして提出します。ポイントは見やすく完成度の高い作品をいかに多く作るかです。このスタイルブックの完成度で自身のセンスや意欲が伝わりやすくなり、作品を作った経緯や苦労した点、どのようなイメージをもって作成したのかなどを言葉で伝えられます。

 

 このスタイルブックは一般的なお客様に施術するようなスタイルでもいいですし、コレクションや舞台などのモードなスタイルでもいいですし、自身の好きな雑誌をイメージしたスタイルでも大丈夫です。転職先のヘアーセットとメイクアップの傾向が分かればそれに沿ったスタイルを盛り込むといいです。ブライダルヘアメイクアップアーティストを目指すのであれば、ブライダルヘアー、ブライダルメイクを施し、ドレスはAラインをイメージしたのかエンパイアをイメージしたのかなど全体のイメージ像を伝えられるようにまとめましょう。

 

 未経験の方でしたら、自身の好きなスタイルなどの切り抜きなどを集めたブックにしてもいいです。技術チェックのない面接ではこのスタイルブックでどのようなスタイルが好きなのか、どういったレイアウトにしてあるのかと言ったところからセンスの善悪を汲み取る事ができるので有効に活用してください。

 

  • 自分のスキルをアピールするのにスタイルブックを準備すると採用者側も評価をしやすい。

 

ヘアーメイクアップアーティストを「知る」

 知り合いや友人などにヘアーメイクアップアーティストをしている人がいればその人から現場での話や仕事内容を聞きよく把握しておくといいです。周りにヘアーメイクアップアーティストが居なくても、ヘアーメイクアップの講習会が多く開かれていますのでその多くに足を運び技術を学んだりする事も大きなアピールポイントになります。

 

 講習会は個人で行っている少人数制のものや大きな企業や美容用品メーカーの行っている大人数制のものなど様々です。費用も人気のあるヘアーメイクアップアーティストであれば高額になる事もありますし、幅が大きいです。期間も数時間のものや何日かに渡り行われる物もありますので良く調べて参加してください。

 

 ヘアーメイクアップアーティストは技術者不足が続いてますから即戦力となる人材を求めている傾向があるので、ヘアーメイクアップアーティストの事をよく知り基礎知識をつける事が大切です。

 

  • 現職のヘアーメイクアップアーティストに多く接することで採用者側にやる気やセンスが伝わり、面接時のアピールに繋がることも多い。

転職サイトランキング【最新版】

  1. 転職最大手の「リクルート」は求人件数の多さはもちろん、カバーする業種・職種の幅も業界トップ級で常に人気が高い!

  2. 転職業界大手の「マイナビ」!スキルや年収を適正に評価し、年収を最大限アップできるように担当者が徹底サポート!

  3. 年収アップに自信あり!利用者の7割以上が年収アップ!リクルートエージェントやマイナビエージェントと併用する人も多い!

本記事は2016/12/12の情報で、内容はヘアーメイクアップアーティストとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

ページ上部へ移動する