テキストと練習問題集
パソコン教室ではカリキュラムに沿ったテキストを使用します。ビデオ映像と合わせてテキストを解いたり、テキストを見ながら顧客が自習するシステムなど様々ですが、基本的には顧客のレベルに合わせてカリキュラムを組み、テキストを学びます。テキストを読んでも分からない、以前の所を忘れてしまったなどの時は講師が親身に質問受け付けやアドバイスを行います。
そしてパソコン教室ではテキスト外に練習問題集が用意されています。テキストを見ながら作成した製作物だけでは応用がききません。そこでWord一つにしても色んな業種で使われる書類を練習問題で解いていくことでITスキルを自分のものにしていきます。
- テキストを進む、練習問題を解くの繰り返しで顧客は自分の弱点を補っていく。
オリジナル製作
顧客が希望するのであれば、テキスト外のオリジナル製作を行います。例えば沢山ある写真データを使ってアルバム製作をしたい、ムービーデータを使って結婚式のビデオレターを作りたい、年賀状や往復ハガキを作りたいなどです。こういったものにも対応していきます。
例えば、定年退職した方などは、特に仕事では必要なく趣味に特化した製作を希望する傾向にあります。趣味に重きを置いたパソコン利用や端末利用であれば、活用方法を提案してあげると興味を沢山持ち、様々なオリジナル製作をします。オリジナル製作が趣味になれば長く通う顧客も多く存在します。
- テキストとは別の「オリジナル制作」を指導することもある。
資格受験対策と試験
パソコン教室では、資格対策講座を行っている教室があります。資格実施協会の公認テキストを使用したり、教室独自でテキストや練習問題集を作成して希望者の授業に当たります。
資格対策ではまずどの資格を希望するか適しているかなどカウンセリングを行い、受験資格を決めます。短期コースで集中的に授業を行ったり、教室で合同の資格対策講座を開催して一斉授業する場合もあります。
また受験認定校であれば試験も行います。受験申込みの募集と受付けなども行います。場合によっては試験監督や試験採点を行います。パソコン教室に通う理由の約半数が資格取得の為とも言われているので、大きな意味を持つ業務となります。
- 資格試験の合格を目的とした授業内容もある。