残業の量
パソコン教室は雇用形態によっては、残業が発生します。正社員は必ずといって良いほど残業があり、定時で帰る日は少ないです。残業の量や時間は日によって変化し、入会や退会といった変更手続きが多かった日、テキストの棚卸や発注を行う日、その他の雑務が日中に解消されない場合は翌日に持ち越さず、当日中に業務を済ませることが多いです。
入会契約や退会手続きは契約に関わってくるのでもし不備があった場合、時間が経過していると解消しにくい為、手続きをした当日に処理を済ませる必要があります。他にもパソコン教室では季節ごとにイベントや行事を開催する為、イベントの準備で残業続きとなる場合があります。イベント後は片づけの要があるので、春夏秋冬やクリスマスなどの装飾を全て取り換える作業も授業後の残業時間に入ります。
- パソコン教室への正社員はある程度の残業は覚悟が必要。
残業代
パソコン教室の残業代については、採用の際に設定されているはずです。正社員や契約社員の場合、残業時間が一ヶ月に6時間を超えた場合に残業手当として支給されたり、1日の残業代が15分ごとの設定であったり様々です。
パソコン教室は個人顧客を相手にするサービス業務なので、顧客の都合で授業の開始や終了が遅くなる事が多々あります。この場合は、居残った時間が残業だったとしても手当は出ないこともあります。
残業手当の対象として認められるのは、当日にすべき事務処理、イベント準備、パソコンの機器点検など教室の運営に関わる事が大半となっています。タイムカードで出勤退勤の記録を取っていたとしても、残業した分は個人ごとに日時と業務内容を報告する義務がある場合もあります。このあたりのルールも運営企業によって様々です。
- パソコン教室の運営方法によって残業代の考え方は様々で転職時は確認が必要。
残業がない求人
パソコン教室の求人で、残業が全くない求人もあります。契約社員で雇用情報の開示の時に「残業はありません」「勤務時間帯外の勤務はなし」と書かれている時は、例え教室での事務処理などが残っていたとしても正社員や他の従業員が担当するので、該当者は定時に帰宅しても良しとされています。
またパート契約の際、例えば子育て中の主婦であったり、残れない理由の家事都合があるならば、残業に応じられない旨を採用時に伝えておくと残業を事前に断る事も可能です。残業を無くして、自分の希望した勤務時間でのみ働きたい人は、契約社員かパート雇用でのパソコン教室の求人を探しましょう。
- 契約社員やパート社員で残業無しの条件で雇用してもらえることもある。