生命保険会社からFX会社のカスタマーサポートへ(25歳 埼玉県在住)
女性(20代)
大手生命保険会社で営業職を務めていましたが、退職しFX会社に転職しました。前職では苛烈な営業に日々追われ、パワーハラスメントやモラルハラスメントを上司から受ける日々でした。それに耐えかねて職を辞した後、現在のFX会社に転職が決まりました。
現在はカスタマーサポートを中心に業務に当たっていますが、日々スキルが上がってくるにつれて任される仕事が増えつつあります。小さいオフィスということもあって、カスタマーサポートだけでなく、宣伝企画の立案や、毎月の集客データの集計と発表、口座開設業務などの事務作業も兼任するようになったのです。
最初大変だったのはカスタマーサポートと口座開設業務で、この二つを同時に作業するのはかなり苦労しました。カスタマーサポートではお客様からの問い合わせ内容についていけずに会話が成立せず、結局先輩に回すことが頻繁にありました。口座開設作業も、最中に電話が入って途中までやった作業をうっかり忘れてしまうことも度々起こりました。
このように転職当初はFXに関して全くの無知識でしたが、採用の決め手になったのはむしろそこでした。FX企業で採用される人は、他業種であってもある程度経験を積んだ方の中途採用がほとんどです。そのため、FXや会社組織に対してある種の固まった観念を持っており、新しい意見というものがなかなか出にくい環境にあります。そこで社内に新しい風を入れるということで、若年者でFXに関する知識のない私が採用されたのです。その業界について深く知らないからこそ、新鮮さ斬新なアイデアが出るのではないかと期待されたのです。
それは今でも変わらず、常に新しい意見を求められます。真っ白だからこそ逆に期待を持たれ、採用に至ることもあるのだなと個人的に感じています。