介護職員からケアマネジャーへ(25歳 千葉県在住)
女性(20代)
転職前の職場で介護職員として5年間の勤務を経て、ケアマネジャーの資格もその時に取得しました。もともと福祉の仕事を目指していたので高校を卒業してすぐに就業していたこともあって、ケアマネジャーの資格を取得した時の年齢は施設内でも最も若い職員として驚かれるほどでした。
しかし、介護職員としての仕事にやりがいを持っていましたし、ケアマネジャーとして勤務することに魅力を感じることもなく、1年ほど同じ施設で介護職員として働いていました。
ケアマネジャーに興味を持ったのは資格を取得してからちょうど1年がたった頃で、介護現場のマネジメント業務に携わりたいと思ったのがきっかけでした。ただ、その時には「今はケアマネジャーの空きがない」と言われたので、未経験で他施設というのに不安はありましたが転職するしかないと思い、転職を決意しました。
転職活動は非常に順調で、給与も夜勤手当分を補えるほどではありませんでしたが、基本給やその他手当は上がる好条件ですぐに採用してもらえました。新しい職場では40代や50代のベテランケアマネジャーの指導が付くと聞いて年齢差に不安もありましたが、とても丁寧にやさしく教えてもらえているので安心しています。今は転職して良かったと思っています。
特養のケアマネジャーから居宅介護支援事業所へ(29歳 福岡県在住)
男性(20代)
ケアマネジャーを取得して1年間、特別養護老人ホームのケアマネジャーとして勤務していました。
特別養護老人ホームのケアマネジャーは、施設内の専門職種と連携して利用者への支援を考える仕事でしたが、どうしても施設内のサービスで完結してしまい新しいものを生み出すことができませんでした。そんな中で少し違うことに挑戦してみたいという気持ちがふつふつと湧いてきて、気が付いたら「転職しなければ」という気持ちになっていました。
転職先を探す際は、今の職場から少し離れた場所にある居宅介護支援事業所で給与が下がらないところという点だけ決めていました。ケアマネジャーの求人はいくつもあって迷いましたが、基本給が最も高いところを選びました。
面接では経験の少なさについてと転職理由などを聞かれましたが、以前の職場に居宅介護支援事業所がなかった点と、若いうちから居宅介護支援事業所のケアマネジャー経験を積みたいという想いを伝えることで納得してもらいました。
転職してから間もないですが、地域の方からの色々な相談に乗ったり、様々な種類の在宅サービスと連携を取ったりすることができるので非常に楽しめています。もちろんしんどいこともありますが、しばらくは積極的にチャレンジしていきたいです。
本記事は2016/09/30の情報で、内容はケアマネジャー(介護支援専門員)としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。