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運送会社への転職時の履歴書の書き方・ポイント
<運送会社へ転職の際には履歴書は重要か>
運送会社への転職において、履歴書は重要かどうかについてやはりそれが1つの大きな判断材料となることはまず間違いありません。しかし大手運送会社を除いて、中小運送会社においてはあまり履歴書自体を重要視していない会社も多いのも事実です。
<経歴は大きなポイントとなる>
ドライバー志望の場合、履歴書の中でも「経歴」は転職活動において大きなポイントとなります。と言うのもやはり多くの運送会社の場合、中途採用においては即戦力のドライバーを求めています。中には、初心者から未経験からでも時間をかけて育てていくといった方針で採用することもありますが、運送会社は慢性的な人材不足であることが多いので、やはり即戦力を採用したいのが本音であることは間違いありません。
そんな運送業界における転職活動において、履歴書の中でも重要となるのがこれまでの職務の経歴です。会社によって様々ではありますが、例えばまず履歴書を送った後に面接となるようなケースであれば、経歴が会社側の希望から大きく外れてしまっていると履歴書送付のその時点で振り落されてしまうことも多いです。
いくら「運転に自信がある」「仕事に自信がある」と思っていても履歴書送付の時点で振り落されていては、転職活動は上手く行きません。そういった意味でも経歴は非常に大きなポイントになることがお分かりいただけるかと思います。アピールに繋がる経歴などはしっかりと記載しておき、面接で話をしてみたい人材だと採用担当の目に留まることが大事です。
<志望動機を重視する面接担当も多い>
経歴と同じく、履歴書における重要なもう1つのポイントに「志望動機」が挙げられます。これはどの業界においても同じことが言えるかもしれませんが、運送業界の場合は転職を何度も経験している人も多く、そのような経歴の人の場合には特に志望動機を重要視する採用担当が多いです。
何度も転職を繰り返す人は、金銭的な面や条件的な面でのより良い条件を求めて転職を繰り返す人が多い特徴があります。こうした傾向の高い業界であるため、どうしても採用担当者もこの志望動機については厳しくチェックすることになります。
志望動機は軽いものではなく、しっかりと自分の考えなどを入れて記載することで、採用側の印象も大きく変わってきます。
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<丁寧に書く人が少ない現実があるからこそ丁寧に>
ドライバー志望の人の場合、履歴書の記入の仕方や内容などについて疎かな人が多い傾向が見られます。内容が薄い、記入していない項目が多いなど、丁寧さに欠けるものが多く見られる傾向にあります。しかしだからこそ丁寧に書くことで、それだけできちんとした人間であることを印象付けることができるケースもあります。
丁寧に履歴書を作成する。これは社会人としての転職活動の最低限のマナーでもありますが、意外なほどこれが出来ていない人も多い業界でもありますので、いま一度自分の履歴書は丁寧に作成されているのかを確認してみることをオススメします。
- 中小の運送会社では履歴書を重視していないところもある。
- ドライバーにおいては即戦力が求められており、今までの経歴が重要になってくるので、その点をしっかりとアピールする。また、転職を多く繰り返している場合には、志望動機に自分の考えを入れるなど、面接官に伝わるように心がける。
運送会社への転職時の職務経歴書の書き方・ポイント
<履歴書より重視される事も多い職務経歴書>
職務経歴書は場合によって履歴書よりも重要視されることがあります。運送会社における転職では、やはり即戦力な人材を求める運送会社がほとんどです。特に運送会社における中心的な職務はドライバーとなりますが、ドライバーは慢性的に不足している会社が多いのがその大きな理由となります。
即戦力を求める上で採用担当者が一番気になるのは、やはり職務経歴です。そういった意味でも履歴書などはあまり重要視されず、職務経歴書が転職時の重要なポイントとなるケースも少なくはありません。
<履歴書に職務経歴を書いても大丈夫か>
職務経歴書はある意味で履歴書よりも重要視されるケースが多いとお話しましたが、実際には職務経歴書を用意せずに履歴書においてその職務経歴を記載する形で済ませているケースが多いのも事実です。
もちろんこれは、志望する会社の募集要項に沿った書類の用意・提出が必要ですが、中小運送会社おいては転職時に職務経歴書を必要としない会社も多い現状があります。そういった場合には特に職務経歴書を別で用意しておく必要はありませんが、しっかりと職務経歴を記載しておくことで採用担当者に好印象を与えることも出来ますし、自分の経歴をしっかりとアピールする武器にもなります。
<職務経歴職務は言うまでもなく詳細に記載する>
職務経歴は言うまでもなく、詳細に書き記す必要があります。どんな職務にどれくらいの期間従事していたのか、詳細に書き記すことで自分自身の経験をより具体的に伝えることが出来るようになります。
例えば、ドライバーの場合ただ職務内容を書き記すだけでなく、どんな荷物をどんなところに運んでいたのか、詳細に書き記すことでそれがきっかけとなることも多くあります。特に下請けの仕事の多い中小運送会社などでは、横のつながりなども強く、仕事内容によっては同様の案件を抱えているケースもあります。
そういった中で自分のこれまでの経歴を詳細に伝えることがきっかけとなり、入社後にどんな職務に就けるのか具体的な話へと発展することもあります。
- 中小企業などでは職務経歴書を必要としていないところも多いが、その場合も今までの職歴は詳細に履歴書に記載することが大切。
- 職歴を詳細に書くことが、経歴を重視されがちな運送業界での転職成功への第一歩となる。