インストラクター(講師)の求人はアルバイトが圧倒的に多い
英会話教室は、アルバイトの求人が非常に多い業界です。その理由は、「職種が短時間労働に適している事」と「仕事が夜にまで及ぶこと」にあります。
まず、職種が短時間労働に適しているという点ですが、英会話教室の代表的な職種であるインストラクター(講師)の勤務時間が授業時間を中心にした短時間労働だからです。例えば社会人向けの英会話教室ですと、生徒は仕事が終わってから通うことになりますから、平日の授業時間は18:30~20:30ぐらいになります。これだと授業の前後に30分づつ取ったとしても、勤務時間は3時間程度ということになります。それに土日が各々4時間づつだとしても、1週間の勤務時間は合計23時間ぐらいでしかありません。
これでは一般的な正社員の勤務時間の半分強でしかありませんから、正社員として雇うことはできません。その結果、必然的にアルバイトという形態になるのです。しかし、インストラクターの時給は他の職種に比べてもかなり高いことと、多くの場合は他の仕事と掛け持ちになりますから、働く側も短い勤務時間を苦にしていることはないようです。
- 成人向け英会話スクールのインストラクターの勤務時間は、スクールの性質上、平日で3時間程度・土日に4時間程度となっている。アルバイトとしての時給は高い。
- そのためインストラクターの雇用形態は正社員ではなくアルバイトであることがほとんど。