英会話教室のカウンセラーについて
ネットで英会話教室の求人を眺めていますと、カウンセラーの求人と銘打った求人広告をよく目にします。事情をよく知らない方ですと英会話教室のカウンセラーという職種にちょっと首をひねるかもしれません。なぜならカウンセラーは、例えば「心理カウンセラー」のように医学業界でよく使われる言葉だからです。では英会話教室のカウンセラーとはどんな仕事をする人なのでしょうか。
カウンセラーは一般的に悩みを解決してくれる人とか、悩みの相談に乗ってくれる人などという意味もあります。したがって砕けた表現で言いますと、相談員ということになるかもしれません。
しかし、英会話教室での使われ方は色々とあるようです。つまり、受付のことを言ったり、講師のアシスタントのことだったり、インストラクター以外の英会話教室のあらゆる職務を引き受ける人であったりすることもあります。したがって総じて言えば、英会話教室の「よろず相談員」と表現できるでしょう。
- 英会話スクールにおける「カウンセラー」という職種は幅広い意味で使われている。
英会話教室のカウンセラーの求人は少なくない
上で述べましたように、英会話教室のカウンセラーは必ずしも生徒の相談に応ずる担当者のことだけをいうのではなく、その使われ方は極めてフレキシブルなものになっています。したがって求人には非常に便利な言葉です。なぜならインストラクター(講師)以外のどの職種にも当てはめて使うことができるからです。
つまり、受付業務・レッスンスケジュールの調整業務・講師との打合せ業務・生徒管理業務・生徒の相談担当業務・マネージャーの代理業務、などあらゆる職務に関わるのです。もちろん本来の相談員としての役割だけを専門に務めている場合もありますが、それは生徒数の多い大規模英会話スクールだけで、中小の英会話教室では上述のように多くの職務を兼務している場合が多いのです。
したがってこの任務を遂行するためには、英語力以外にも高い職務能力が要求されます。しかし上述のように、多くの職務を兼任している事が多いだけに需要は多く、英会話教室の職種の中ではでは比較的求人が多い職種となっています。その証拠に、ネットで「英会話教室 カウンセラー 求人」として検索すれば多くの求人にヒットします。
- 中小の英会話スクールにおいては、「カウンセラー」という職種に様々な役割が求められることが多い。そのため様々な能力が必要とされる。
- 採用側としては「カウンセラー」という言葉が便利なので、求人も多く見つかる。求人に募集する際には、その職務内容をしっかりと確認する必要がある。