英会話教室のフランチャイズ求人に応募するにはどんな条件が必要なのか
英会話教室のフランチャイズの求人には大きく分けて二つの分野があります。その一つが「成人対象の英会話教室」で、もう一つは「子どもが対象になる児童英語教室」です。ではどちらのほうのフランチャイズ件数が多いかといえば、軍配は児童英語教室のほうに上がります。
しかし、今なぜ児童英語教室のフランチャイズの求人が多いのでしょうか。その理由の一つは、公立小学校に英語授業が採り入れられたからです。それによって父兄の英語熱が高まったからなのです。その結果、小学校での英語レッスンをサポートするための児童英語教室のニーズが高まっているのです。フランチャイズで経営者の募集が増えたのはこうした下地があるからなのです。
それはともかく、こうした英会話教室のフランチャイズになるためにはどのような条件が必要で、またフランチャイザーからはどんなノウハウが提供されるのでしょうか。ここでは成人対象の英会話教室を例に挙げて見ていくことにしましょう。
- フランチャイズ加盟金
加盟金とはフランチャイザーから経営ノウハウを受けるための費用で、一般的には100万円~300万円程度です。
- フランチャイザーから受けられる経営ノウハウ
①開校前のスタッフの研修。②加盟教室に対する開校後の定期的、継続的な指導。③スーパーバイザーによる巡回指導。
- ロイヤリティ
ロイヤリティとはフランチャイジーがフランチャイザーである本部に毎月支払う費用で売上の一部が充当されます。一般的には売上高の5%~10%ぐらいが相場です。
フランチャイズで開業するには資金はどれぐらい必要なのか
成人向け英会話教室ではなんと言っても大事なのは立地です。なぜなら、仕事帰りの社会人を対象にした場合は帰宅までの時間が限られているために通学のためにかかる時間の短縮が大事な条件になるからです。その条件を満たすためには駅前など交通の便の良いところに教室を設置する必要があります。
それほど立地の良いところだと家賃が高くなるのは当然のことです。こうした教室物件に対する費用をはじめ、設備費、広告宣伝費、それにフランチャイズ契約に関わる費用を含めますと、開業に必要な資金はトータルでは1000万円ぐらいになるのが普通です。