介護福祉士の研修を受講
都道府県の社団法人介護福祉士会や社会福祉協議会が主催する研修の中には、介護福祉士資格取得者でなければ受講できない研修があります。これらの研修は、最低知識として介護福祉士取得レベルが求められているからです。
資格というのは、一度取得してしまえば更新も研修もなく、ほとんど全て忘れてしまうようなものもありますが、介護福祉士の場合には日常の介護業務の中で活用するはずなので、そうではないはずです。しかし、現実はそうではなく、介護福祉士資格を取得するために学んだ座学上の知識というのは、あまり現場で活用されることが少ないのが現状です。
介護福祉士は国家資格になります。介護のプロであり、それで賃金をもらっていいるので、実際の介護現場で違いを出していく必要があります。そのためには、介護福祉士資格取得者が対象の研修を受講することは非常に大切です。
- 介護福祉士資格取得者が対象の研修を受講することは非常に大切。
他の介護福祉士を指導する
一般的にも、自分の行っていることを他の人に伝えることには大きな意味があると言われます。なぜなら、正しく理解していないと相手に伝わらないからです。介護福祉士においても同じことが言えます。
自分が行っている介護手法の意味と目的をきちんと他の人に伝えることが出来ない人は、自分も理解していないことと同じであり、ただなんとなく、他の人もやっているから同じような方法で介護をしているということになります。
今、この行為が必要なのはなぜなのか、今後、何を予測してどんな準備をしておけば良いのか、何を防ぐためにどんな事をしておかなければならないのかなど、解りやすく、簡潔に専門性をもった介護福祉士として伝えることは沢山あるはずです。
それらを積極的に伝えるようにしていけば、確実にスキルアップが図れます。
- 専門性をもった介護福祉士として伝えることは沢山あるはず。
本記事は2016/03/31の情報で、内容は介護福祉士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。