介護福祉士の履歴書の例文(2)

職業:介護福祉士

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rirekisyo

 

介護福祉士の方が転職時に書いた実際の履歴書をもとに、注意点を解説していきます。

 

3人の子育てのために、柔軟な勤務体系を講じてくれる通所介護施設への転職を希望している30歳のBさん(女性)

 短大の商業科に入学するも就職活動で希望する企業への就職が出来ず、同じ短大にあった福祉科の友達からの勧めで、求人が沢山あった特別養護老人ホームの正規介護職員として平成17年に就職。実務経験を3年以上積み重ね、平成22年に介護福祉士資格を取得、同じ年に、自動車部品の組立工場に勤務していた男性と結婚。翌年、第一子が生まれ、その後9年間で3人の子どもに恵まれる。

 

 特別養護老人ホーム側も理解を示してくれ、産休と育休を繰り返しながらも籍をおいていたが、3人で一応出産もひと段落を迎えた後には、正規職員として夜勤シフトにも入るように求められる。しかし、そうはいってもまだ子どもも小さくて、預けている保育園で急に熱を出して迎えに行かなければならない事も多々あるため、夜勤シフトがなくて昼間の仕事だけで済む介護事業所への転勤を希望している。求人は、正規職員及びパート職員両方で出されていたが、子育ての事情からパート職員を希望。

 

①免許・資格

平成16年    普通自動車免許

平成17年    日商簿記2級

平成22年5月 介護福祉士資格

 

②特技・趣味・得意科目など

実際の文章

「スポーツなど体を動かすことが好きで、学生の頃はバスケットボール部に所属していました。子どもが生まれてからはあまり出来ていませんが、もう少し一番下の子どもが大きくなったら一緒に何かのスポーツをしたいと思っています。」

 

  • 介護の仕事は、実際のところ肉体労働ですので、体を動かすことに対し積極的な事は、転職をする上で非常に好印象を与えます。さらに、介護には忍耐力が必要です。学生の頃から部活動に取り組んでいたり何かを真剣に行ってきている人の場合、何もしていない人よりは忍耐力が養われていることが多くあります。ですから、この文章は好感を与えます。

  • 注意しなければならないのは、介護の世界では腰痛や膝痛は職業病といわれています。業界の中では「3B(V)」という俗語があり、これは腰痛や膝痛など体の故障を来しやすい人のことを指しており、3つのB(V)、つまりバスケットボール、バレーボール、バドミントンのことです。これらのスポーツに携わっていた人は、介護業界に入ってから体を壊しやすいといわれているのです。ですから、面接に進んだ場合は採用担当者に体調のことを確認されることは覚悟しておきましょう。

 

③志望動機

実際の文章

「特別養護老人ホームに勤め、その間に資格を取得し、結婚し、出産をして、産休や育休を利用させてもらいながら正規職員として仕事を続けてきました。しかし、最近になり事業所から夜勤を始められないかと話がありました。一番下の子どもは保育園であり、突然の体調不良もあるため今でさえ仕事に穴を空けてしまう事もあります。そのような状態では夜勤を行うことが出来ず、しかし正規職員であれば夜勤を行うことも条件の一つではあるため、もともと夜のシフトがない通所介護施設への転職を探したところ、貴事業所の求人を見つけました。沢山のレクリエーションや体操などの活動があることも魅力の一つですが、何よりも、利用者の笑顔が絶えないということに心が魅かれました。

 

  • この文面からまず読み取れるのは、今の事業所に大きな不満を抱いて転職を希望しているのではないというプラス面での感情、そして利用者の笑顔を生み出すための努力を払ってきたのだろうし、これからもそうしてくれるのだろうという期待感です。また最初から、幼稚園に通う子どものために今でもシフトに穴を空けることがあるということを正直に伝えることにより、事業所としてその条件が認められなければこの段階で応募を断る事が出来ますし、逆に認めることが出来るのなら子育ての両立が確保されるようなものです。

  • 通所介護施設では、レクリエーションや集団体操などに力を入れている場合が多くあります。しばらく前から、ゲームや計算ドリル、またゆったりとした集団運動などしか行っていない事業所を「子ども扱いしている」というようなイメージが、マスメディアの影響によっても植え付けられている傾向があります。一生懸命な事業所は、そのイメージを改善するために種々の努力を払ってきました。ですから、志望動機の中でその点を触れてもらうことが出来れば、担当者としても嬉しいものです。

  • 「笑顔が絶えないということに心魅かれた」で終わってしまっているのが残念です。心魅かれたので、自分が就職出来たらどのようにしたいか、ということが書かれているとベストです。例えば「介護におけるわたしの目標は、わたしの周りにいる利用者の方をとにかく笑顔にすることです。地域に伝わる昔からの伝統やお祭り、そして苦労話などを今の事業所で沢山聞くことが出来ました。そういった話をしながらまずは安心してもらい、そして得意な体を動かすことや明瞭活発な会話、さらに相手の必要を先回りして考えて気づくことなどを通して、貴事業所に通う皆さまの笑顔づくりに貢献したいと考えております。」等が書ければ、それこそ、採用担当者の心を魅きます。

 

④本人希望記入欄

実際の文章

「保育園や小学校に通う子どもがいるので、突然帰らなければならない事があると思います。また、学校などの行事への参加もあるので、分かった段階で早めにお伝えしますがシフトを配慮していただきたいと考えておりますし、出来れば、土日休みを希望します。勤務時間帯は、一番は9時~16時ですが、延長保育も可能なので8時~17時までなら対応出来ます。」

 

  • 志望動機で、既に子育て環境について触れていますから、出来るだけ詳細に希望を書いておきます。ここで書いていないことを求められて、後から「それも出来ません」と言うのは避けたいものです。

  • どの仕事においてもそうですが、介護事業所にも「会議」があります。通所介護施設の場合、日中は利用者へのサービスを行いますので、会議がどうしても夕方或いは夜間に行うことが多くなります。そのため、夜間の会議がある場合に出席出来るか、何時頃なら出席出来るが何時頃なら駄目か、という事をあらかじめ書いておくと、新卒者とは違い採用担当者への気遣いも出来る転職者としてのメリットにつながります。

  • 近頃は、給与について希望があれば具体的な数字を書く傾向があります。もちろん、募集内容に詳細が書かれていれば書く必要がないかもしれませんが、大勢を雇用していてシフト制にしている場合、時間だけではなく週にどのくらいシフトに入れるかによって給料にも差が出てきます。ですから、希望する休みにそれらをプラスして書いておくと、採用担当者も、この人物を雇用した時にどんなシフトが組めるのか、具体的にイメージすることが出来ます。

 

本記事は2016/03/25の情報で、内容は介護福祉士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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