転職エージェントを比較!タイプごとに4つに分類!

ライター:永見昌彦

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 非公開案件の紹介やスケジュール調整、さらには入社日・年収調整といったことまで自身の代りに行なってくれる「転職エージェント」は、転職希望者にとって大きなメリットであることは前回の記事で申し上げた通りです。

 

 そこで今回は、規模・タイプごとに転職エージェントの強みなどを紹介することで、転職活動をうまく進めていくために適した転職エージェントを見つける指針となればと思います。

 

転職エージェントは大企業から個人経営まで様々

 そもそも転職エージェントと一言でいっても、規模や形態などにより特徴などが異なるので、4つに分類してご紹介いたします。

 

  • (1)大手・総合型エージェント

 リクルートエージェント、インテリジェンス、パソナといったところがあげられます。広く「人材ビジネス」を取り扱っている中の一つとして、エージェント事業を行っているところが多く、知名度・ブランド力が高いため、名前を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

 

 第二新卒から幹部クラスまで様々な階層・職種の案件を多数保持しています案件の種類・数の豊富さが大きな特徴です。企業側とのコンタクトを行う担当者(アカウントマネジャー)と、転職(希望)者とのコンタクトを行う担当者(キャリアアドバイザー)といったように分業体制を取っているところが比較的多いです。

 

  • (2)外資系エージェント

 コーンフェリー、ロバート・ウォルターズ、ボイド&ムーアなど、転職エージェントそのものが日本法人あるいは日本支社という位置づけの外資系企業です。他では扱っていない外資系企業の案件も多いため、転職先として外資系企業をメインに検討されている方にはお勧めです。

 

 業界・職種によって担当者がわかれており、企業と転職者の両方を担当している転職エージェントが多いです。また、担当者が日本人ではなく外国人のこともあるため、場合によっては案件の紹介などの転職エージェントの全てのやり取りを英語で行うこともあります。これは、上記の転職エージェントそのものが外資系企業であるがゆえの特徴です。

 

 転職者が一定以上の英語力を持っているかどうかを、こういった転職エージェントを通して判断している企業もあります。

 

  • (3)業界・職種特化エージェント

 ラグジュアリーブランド・消費財業界ではアズール、コンサルタント業界ではムービン、IT・Webエンジニアではレバテックキャリアといったように業界・職種に特化した転職エージェントもあります。

 

 こういった転職エージェントは企業の人事部門と密にコンタクトを取っており、特化した業界・職種における案件の質の高さ、量の多さに大きな特徴があります。該当業界・職種で既に勤務している場合は、先方から潜在的な転職希望者に直接コンタクトを取り求人情報を紹介することで、転職のきっかけを与えてくれることもあります。

 

  • (4)個人経営エージェント

 企業とのパイプと人脈を持っていることによって転職エージェントを営むことは十分に可能です。そのため、転職エージェント業界には、個人事業主あるいは法人化しているが社員数が数名といった転職エージェントも比較的多くあります。

 

 職種・業界に対する深い理解と人脈を強みとしていることが多いため、たいていは(3)業界・職種特化エージェントと同様に業界や職種に専門性があるとことがほとんどです。

 

 例えば、課長(マネジャー)からミドルマネジメント層の案件を多く持っている、人事や経理といった管理部門の案件に特化しているといったケースがあります。このような転職エージェントは、企業の採用状況なども掌握しているケースが多いです。

 

 そのため、求人に対してマッチした人材を紹介するだけではなく、人材を紹介することで新たなポジションの創設や増員を検討してもらう「提案型」のビジネスを行っているところもあります。

 

担当者との相性もあるので複数のエージェントに登録する

 転職エージェントと不動産会社は扱っているものは異なりますが、特性はとても似ているところがあると思っています。担当となった方との相性も結構重要といったところは共通しているでしょう。

 

 また、保持している求人情報も転職エージェントによって異なるため、まずは複数(5-6社)の転職エージェントとコンタクトをとり、その中から自分と合う転職エージェントを見つけていきましょう。

 

 「相性」については、個人によって基準が異なると思います。ただ、転職エージェントを選ぶ際には以下のことができる転職エージェントの方が、皆様にとって転職活動の助けになるでしょう。

 

  • 目先の求人だけではなく、長期的なキャリアについて相談に乗ってくれアドバイスをもらえる。
  • 応募しようと検討している企業についてWebなどに載っていない採用背景などの情報を提供してくれる。
  • 企業側の事情で選考が停滞していたとしても、その状況の連絡を転職者にこまめにしてくれる。場合によっては企業にプッシュをするなど、転職者側に立った行動を取ってくれる。

 

 また、転職エージェントとやり取りをする際に、ふるまいとして心がけておいた方がよい点は以下の通りです。

 

  • 転職する意思や検討状況を明確に伝える。
  • 「転職するかどうか迷っている」「転職マーケット状況を知りたい」という段階で転職エージェントにコンタクトするのは構わないが、その旨を明確に伝えた方がよい。
  • 本格的に転職活動をしているならば、別の転職エージェント経由で応募している案件についても状況を共有する。
  • 社名はともかく、どういう業界のどんなポジションに応募しているという、選考状況については共有する。(転職エージェントならば、そのような情報を得ることによって転職に対する志向などが掌握できるので、よりフィットした求人情報を紹介してくれる。)

 

 

今回の記事のまとめ

 次にどんなキャリアを志向しているのかによって、コンタクトする転職エージェントは異なってくると思います。上記の特徴をふまえ、相性のよい転職エージェントを見つけることが、転職活動を成功に導くことにつながるといっても過言ではないでしょう。

 

ライター

永見昌彦外資系転職にも精通した人事歴20年の人事専門家

「人事キャリア20年のプロが語る、転職前に必読のはなし」シリーズ

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のべ1300名に対する中途採用社員向け新人研修のファシリテーターを担当し、人事情報システムにも精通したフリーランス人事。外資系ソフトウエアベンダーおよびコンサルティングファームで人事コンサルタントとして勤務した後、事業会社(ラグジュアリーブランド持株会社)で人事企画マネジャーとして人材開発・人事システム・人事企画を兼務。事業会社、コンサルティングファームの両面から人事に20年たずさわった経験を活かして、2016年に独立。専門性が要求される業務があったとしてもフルタイムで雇うほどのボリュームではない、あるいは担当者が不足していても社員を雇うことが難しいといった法人を対象に、人事全般のプランニング・コンサルティング・実務にたずさわっている。また、個人に対してブレストパートナーとして、プロジェクト策定や課題解決策検討のための個別コンサルティングも行っている。

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