グランドスタッフは1日にたくさんの人と出会うと思いますが、1番大変だった事はどんな時ですか?
航空業界は見た目は華やかに見える職業ですが、その裏ではどのような苦労があるのか知りたいです。結構頻繁に大変な事が起こるのでしょうか・・・。
質問
グランドスタッフとして働く中で1番大変だった事はなんですか?1175view
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回答
2件の回答
今までで1番辛かったことは、これ以上頑張っても評価されないとわかったことです。地上職員のお給料は決して高くありません、ですが入りたくて入った会社だったので今までお客様のため、会社のために昼夜問わず努めていました。そして最も上のポジションに立った後ふと気がつくとお給料は入社時とほとんど変わらず責任だけが増えたことに気がつきました。これ以上、上はない事を知るとひたすら頑張ってきた自分でしたが、ここには成長できる場所がもうないんだと思い、退職しました。
1番大変だった事、1番というか大変だなと思った事は正直たくさんあります。
その中でも特に大変だと思った事は、言葉の壁でしょうか。
私は韓国の航空会社だったので、お客様の大半は韓国の方で、私は韓国語が得意だったので韓国のお客様とのコミュニケーションは不自由しなかったのですが、私は英語が不得意だという、航空会社に勤めている者として最悪のタイプだったので、英語でのコミュニケーションではかなり苦労しました。
クレーム対応をしている時に、英語がうまく聞き取れなくて何度も聞き返してしまい、更にお客様を怒らせてイライラさせてしまったり、私の英語がうまく伝わらなくて英語が得意な同僚に代わってもらって迷惑をかけてしまったりする事が時々あったので、大変だった事というか、自分の力不足で悔しかったですね。常に英語の勉強はしてはいましたが、国によってはイントネーションなどのクセもあり、高度な英会話力を身に着けるのはなかなか難しかったです。
あとは私も実際グランドスタッフになるまで想像もつかなかったのですが、とにかく体力勝負の仕事です。搭乗時刻になっても搭乗口に現れないお客様って結構いらっしゃって、そういう時は空港中を走り回ってお客様を探します。
こんなに空港を本気でダッシュするなんて入社前は想像もつきませんでした。
飛行機の出発時間ギリギリになって現れるお客様もいらっしゃたので、そういう時はお客様の荷物を私が持って、お客様も一緒に搭乗口まで猛ダッシュです。飛行機は1分でも遅らさせるわけにはいかないので。
また会社の規定でヒールの靴を履かなければいけなかったので、ヒールの靴で広い空港を端から端まで走るのはかなりきつかったです。
基本立ち仕事なので、仕事が終わった後は足がパンパンで豆が常にできている状態でした。
あとは理不尽なクレーム対応です。自分が遅れてきたのに飛行機の出発時刻に間に合わず搭乗できなかった時に八つ当たりされたとか、天候不良で飛行機が欠航になった時に怒鳴られまくったり。天候不良で遅延や欠航は私達の力ではどうにも出来ませんから、その時に激しくクレームを言われてそれをなだめるのは大変でした。国によって怒り方が違うので、本当に激しいお国柄の方達のクレーム対応はどっと疲れましたね。なんで私が悪いわけじゃないのにこんなに頭を下げて謝らなければいけないのだろうと辛くなった事はありました。
大変な事はたくさんありますが、だんだんと慣れてきますし、そのうちなんとも思わなくなりました。