現在、日本の企業でアパレルメーカーの総合職社員として勤務をしています。
私は文系の大学を卒業したあとに、新卒で現在のアパレルメーカーに就職しました。現在の仕事内容は広報担当です。シーズンごとに新しい商品が出るときや有名モデルさんが使用してくれたときなど、雑誌に取り上げられたりするときに、間に入ってメディア関連の方たちと社内の部署とをつないで、いろいろな調整をするお仕事をしています。
現在のお仕事は時間がやや不規則ですが、さまざまな人たちと出会えて、とても楽しくお仕事させてもらっていますので、特に仕事に関して不満はありません。
もともとファッションや美容には興味がありましたが、ご縁があり、美容ではなく現在のアパレルメーカーに勤務しています。
最近、広報の仕事で出会う化粧品メーカーの方と接した時や、百貨店などで化粧品を買う機会の度に、化粧品メーカーでのお仕事をしてみたいと強く思うようになりました。
しかしながら、広報のお仕事でヘアメイクさんに会う機会はありますが、とりたてて美容や化粧品の知識が詳しくもなく、人にメイクをしたこともありません。
ファッション業界のことについては現職なのである程度トレンドも含めてわかりますが、そのような状況で化粧品メーカーに転職するのは難しいでしょうか?
もしも転職するときに、何か有利な資格があれば教えて頂きたいのですが、どのような資格があれば有利でしょうか?
質問
化粧品メーカーへの転職に必要な学歴と資格はありますか?615view
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回答
1件の回答
化粧品メーカーに転職したいとのことですが、転職に有利な学歴や資格はあります。
化粧品メーカーでも大きく分けて二つの勤務体系があります。そのことをまず覚えておきましょう。なぜなら、どの勤務体系によるかで、転職に有利な資格が違うからです。
勤務体系についてですが、一つは化粧品メーカーの本社または支社内での勤務です。もう一つは、化粧品メーカーの店舗、例えば百貨店やモールなどの大型ショッピングセンターなどでの勤務です。本社や支社では接客というよりは、営業やカスタマーセンター、商品企画、また、質問者さまの現在のお仕事である広報なども化粧品メーカーの仕事としてあります。店舗勤務の場合は化粧品メーカーの商品を販売する為に美容部員としての勤務が主です。
このどちらの勤務を希望しているかで、必要な資格、持っていた方が有利になる資格があります。
まず、本社や支社に勤務する場合は、大学卒業以上の学歴が必要です。大卒以上と明記していない企業も多いですが、特に大手化粧品メーカーとなりますと四大卒以上が必須となる企業がほとんどです。
また、どの部署に配属されるかにもよりますが、営業にしても、商品企画や経理関係の部署にしても数字の扱いになれている理数系は好まれます。特に転職となりますと率先力が必要とされますから、数字がしっかりと読めるというのが原則となります。
営業であれば文系でも問題ありませんが、数字に弱いと入社してから大変苦労しますので、自分の為にも、転職の為にも、セミナーなど自分で勉強してきた実績をアピールできると有利です。
研究職では必ず理系出身であることが必須です。それ以外の学部卒の場合は実務で3年以上研究職についていた実績があれば転職可能ですし、企業側もほしい人材であります。
質問者様の現職はファッション関係なので、化粧品メーカーに勤めることになったとしても、トレンドに敏感であったり、広報の仕事は化粧品メーカーでも通用する仕事ですし、部署を限定しなければ、資格とは違いますが有利な経験をお持ちですよ。
店舗で美容部員としての勤務を希望する場合は、大学卒業である必要は全くありません。それよりも美容学校出身者で美容師免許を持っている人が転職にも大変有利です。
それは、昔は美容部員さんは眉毛のカットをしていましたが、某美容室のカリスマ美容師が無免許美容師がカットをしたという事件が起きて以来、眉毛のカットですら美容師免許が必要になってきたのです。とはいえ、美容師免許がない美容部員でも眉カットでお金を頂かなければ黙認されているケースがほとんどですが、厳密には違法に当たります。ですので企業側も訴訟を恐れて最近入社する美容部員には美容師免許取得を必須としている企業もあります。新入社員ですと、これから美容師免許を取るための勉強を仕事と並行して行うという形が一般的ですが、転職者ですと率先力が大事ですし、教育費もかけられない、かけたくないという現状があるので美容師免許を持って転職活動したほうが採用される確率は断然上がります。
また、化粧品メーカーでまつげのエクステンションを展開している企業への転職は美容師免許は必須です。もしもお持ちでなければ通信教育でも美容師免許は取れますので転職前に取得されることをお勧めします。しかし通信教育では3年ほど取得までにかかります。美容室に勤めながらですと美容室従事者という事でスクーリングが免除されたり、練習も美容室で出来て楽に美容師免許を取得できますよ。
このように、化粧メーカー転職に有利な資格は、
本社や支社への転職は大学卒業資格、美容部員ですと美容師免許が必要又は持っていると有利な資格ということになります。
店舗に美容部員として勤務を希望するなら、短期メイクアップレッスンでもいいのでなにかセミナーを受けておくといいですよ。セルフメイクを勉強するところだけではなくて、美容部員さん向けの人にメイクすることの勉強を教えてくれるサロンはいくつもあります。
現職に不満がないのであれば、まずは人にメイクをするレッスンに参加して、人にメイクをすることの体験をしてみましょう。そうすることで仕事へのイメージもわきますし、面接のときのPRの材料にもなりますから。