質問を見てくださってありがとうございます。
僕は一昨年の春に大学院を修了し、その年の臨床心理士資格試験に合格しました。今年臨床心理士になって2年目です。
臨床心理士は雇用が安定してなくて、この先結婚して家族を持つ事を考えた時のことを考えると公務員のような安定した職の方が良いかと思い、大学院1年生の時から公務員試験に向けて勉強をしてきました。
そして、とにかくいろんな自治体の試験を受けました。家裁から県庁、市役所から科捜研まで・・。それこそ地域問わずで、全く行ったこともない県の試験も受けました。
幸い勉強はさほど嫌いでなくて、大体一次試験はどこの試験も通過できるけど、どうしても2次試験の面接とか集団討論で落ちちゃって、今は最長5年まで契約更新できる適応指導教室で働きつつ、夜や土日に勉強しています。
辛いのはモチベーションの維持です。大体どこの試験でも一次は通過できるので、次こそあともうちょっとの辛抱だと思うのに、それで落とされてしまうんです。
あと臨床心理士として成長していくことを考えると、公務員試験の勉強をしているだけでは臨床心理士としての職能の成長にはつながらないと思うんです。歴史とか経済とかの勉強をしてもそれでカウンセリングスキルが上がるわけではないし、非常勤の仕事で割り切ってやっていこうとしている同期は、結構休みの日に職能系の勉強会に参加していて、そういうのを聞いたりすると、自分の時間の使い方を間違っているようにも思えてきて・・。
でも長期的に見通して考えると、やっぱり公務員になって安定した職に就けばその後長期的に研鑽をつめるし、ここで止めてしまったら今まで勉強に費やしてきた時間が無駄になるようにも思えます。
そのような感じで、どういていくのが良いか今少し方向性を見失っています。
辛口でも構いません。どんなアドバイスでも結構です。宜しくお願いします。
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私も非常勤掛け持ちで院修了後から数年働いていましたが、質問者様のように安定を考えて公務員試験を受けて、運良く翌年4月からすぐ採用されました。しかし、結局数年で公務員の仕事を去り、現在はまたフリーランスで生活しています。
公務員となれば、職場は児相であっても、家裁や法務省であってもお役所です。お役所仕事がやりたいのならばそれで良いですが、私の場合は耐えられませんでした。対象となるクライエントは偏るし、法律的な根拠に基づいての対応しか出来ないので、長期間の臨床が出来ないことや、とにかく専門職の仕事以外の事務作業やら当直やらで忙しい感じです。当時若手だった自分にとっては、ここで働いても能力の向上が頭打ちであることを上手く処理できず、退職を決意しました。現在は精神科とSCをメインに、たまに児童福祉関係のバイトを掛け持ちしながら気長にやってます。公務員時代よりも検査技術や臨床の対応の幅が広がって仕事には大満足ですが、いつかはまた常勤に戻ってみたいなとも思います。
何を取るかはご自身の選択ですが、公務員試験には年齢制限もあるのでどうぞ悔いのない活動をされて下さい。
難しいのは公務員試験には受けられる年齢に制限があるということです。もしも受験可能年齢を超えてしまったら、質問者様はもう受験資格がなくなります。受けたいのに受験資格が無くて自分の夢をあきらめるようなことに、質問者様は耐えられますか?
私の友人は試験の勉強が辛くなって勉強をやめてしまいました。でも、数年たって受験資格が無くなった今、「あの時もうちょっと頑張れば良かったのかな」「自分ではここでダメなら諦めるって止めたけど、結局逃げちゃっただけなのかな」と言っています。
夢半ばで止めると、結局後悔してる人って多いと思います。
昔の私と同じ状況だったから、つい思わず書き込みしてしまいました。これって私が書いたのかな?というくらいドンピシャで、びっくりしました(笑)。
私も同じようにM1の時から就職に不安があって試験勉強を始め、試験を受けまくりました。それで社会人になってからも非常勤の掛け持ちで働きながら試験勉強を続け、結局今は試験を受けるのをやめました。
試験を受けるのをやめたのは、非常勤の掛け持ちだったけど期間限定雇用ではないクリニックと、NPO法人の仕事に入れたからです。スクールカウンセラーとかだと1年契約で次も更新できるかわかりませんよね?質問者様のような適応指導教室も5年までと更新期間が決まってて、その次の場を探す必要が絶対に出て来るから、不安があるのは当然だと思うんです。これが公務員じゃなくても常勤の総合病院で勤務できる、とかであれば、話しは違っていたと思いませんか?
私は自分さえ望めばずっと居ていい職場に入れたので、試験を受けるのは止めました。
でもその話には後日談があります。私がNPOで働くようになった後に、とある市で発達支援センターの為に常勤職員募集として公務員試験が行われ、私にとって馴染みが深い市での募集だったのと、私自身が子ども発達臨床に高い関心を持っていたので、再び私は一発奮起し、受験したんです。でも結果は、あえなく2次試験で撃沈(涙)。私はそのままクリニックとNPOの仕事を継続しました。
ですがその数年後、東北の震災の影響でNPOの仕事が事業縮小になり、私は数年お世話になったNPOの職を去ることにしました。
それで新しい職を探してたら、市が社会福祉法人に発達支援センターの業務を委託してて、その法人職員として発達支援センターに勤務する、という求人を見つけ、応募しました。それが今の職場です。だから肩書は常勤の法人職員だけど、勤務地は市の公共機関で働いています。
あんなに試験を受けまくってた時には入れなかったのに、別のルートで自分が希望していたようなところにスッと入れてしまう・・そういうこともあるんだな、と思いました。
長くなりましたが、そういう1例もあるということで。上手く方向性が見いだせると良いですね!
ダラダラと惰性で勉強を続けているだけなら、やめた方が良いと思う。今までそれだけやって受からなかったのなら、これから先だって受かる保証は無い。自分でこの試験が最後、みたいに線引きして、そこまではがむしゃらにやってみたら良いのでは?
質問を拝見致しました。中々思うような結果が得られず、苦しい思いをされていることと思われます。
私が文章を見させて頂いて感じたのは、公務員になってどんなことがしたいのか、というビジョンを持たぬまま、やみくもに試験を受け続けていらっしゃるのではないか?ということです。
また年長者の私の経験から申しますと、確かに臨床心理士は非常勤の仕事を寄せ集めて生計を立てている人が多くいますがそれでもそれなりに皆生活しており、公務員にならないと生活が出来ないわけではありません。
ただいずれ一家の大黒柱となっていくことを考えると安定した職を求めることは当然のことで、ここで受験をあきらめてしまうことで将来の選択肢が狭まってしまうのであれば、受験を続けてある程度の選択肢を確保しておく、というのも手だと思います。
けれどもこれは私の推測でしかないのですが、質問者様にとって公務員になることはスタートというよりもゴールになってしまっているところはないでしょうか?公務員になって何がしたいのか?本当に自分がやりたいことは公務員にならないと出来ないのか?公務員以外の道でも成しえることは無いのか?ということを今一度立ち返って考える、良い機会になっているのではないでしょうか。