大学の医学部で非常勤講師をしております。海外での研究経験も8年あり英会話も不自由することはありません。現在の業務は、医師免許も持っていますが患者の治療というよりも発病メカニズムの研究です。結婚もしておりますので、そろそろ安定した生活をするために、民間企業への就職も視野に入れたいと思います。
最近の健康医療分野では製造業でも医学知識を持つ人が採用されることがあると聞いたことがあり、電子企業でいくつか会社も紹介されています。しかし、これまでとは全く違う世界のように思われ、長く勤務できるか不安です。
質問
医師免許を持つ医学研究者の電子企業への転職について2view
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回答
3件の回答
世界的に見ても注目されている創薬や再生医療の分野に大きく貢献できる研究に従事されているように思われます。どうして異分野への転職を考えられるのか?理解できません。現在の研究テーマに興味がなくなったのでしょうか?
もし、これまでの研究を断ち切ると決断されているのであれば、紹介されている会社としっかり打ち合わせをすればよいのではないでしょうか?医学関連に興味を持っている会社ですから入社後の仕事も具体的に説明してくれますし、不安に思われていることについても相談できるはずです。
一般論としては、かなり特異な転職希望と言えるかもしれませんね。
しかし、健康医療分野は将来の有望分野でもあります。電子・半導体業界という異分野に転職しようとする意欲は尊敬しますが、常に新たな知識を身に着けて行動する覚悟が必要になります。その意欲があれば、社内には同じ経歴の社員が少ないはずなので貴重な存在になれる可能性もあります。すでに紹介されている会社もあるようですので、自分自身と相談して決断されたらよいのではないでしょうか?
工学系技術者では気が付かない事柄を医学的見地から斬新な提案をされると道が開けるのではないかと思います。
私の知っている会社に開業医をしながら電気電子業界で正社員として働いている方がおられます。この方は、親子で内科、小児科を開業されており、ご本人は会社の休暇日である土曜日に診察されております。平日は、加湿器、万歩計、血圧計などの健康器具を製造販売している会社で、当初は製品開発の企画、商品検査などを担当されておりました。入社3年を経過した頃からは、製品製造にもかかわっておられます。
最近は、半導体技術をベースにした製造業でも医療関連の研究開発を行っている会社もあります。その意味では、医学知識を持たれている方の就業範囲が広がっているともいえます。
しかし、電子・半導体業界で医学関係者が活躍できる場面は少ないこともはっきりしており、商品企画や品質管理のアドバイザー的な業務になることが多いようです。このため、応募先の製品群や開発方針、保有技術などをホームページなどで把握して、ご自分の知識がどのように生かせるかを考えてから応募されることをお勧めします。