不動産管理会社の仕事ではどのような人に適性があるのでしょうか。仕事は人それぞれの向き、不向きがあると思います。このような人は向いている、逆にこのような人は向いていないと具体的に教えていただけると助かります。
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不動産管理会社の仕事の適性とは?1037view
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2件の回答
不動産管理会社に適性がある人は、ひとつには辛抱強い人。管理会社の仕事は様々な要求やクレームを立て続けに受けることがあります。この状態でもイライラしパニックに陥ることなく、冷静にお客様の声を聴き、解決に向けて動けることが重要です。また問題解決まで長い時間を要することもあり、粘り強くやるべきことをこなしていくことが必要になります。
もう一点あげると、優先順位をつけられる人。不動産管理会社の仕事は細かなことも含めてやるべきことがたくさんあります。多くの仕事を目の前にして、何から取り掛かったら良いのかわからずに茫然とすることなく、優先順位をつけ、緊急性、重要性、解決までに短時間でできるものを先に手を付けるべきです。そのためには解決までの道筋が見通せるようある程度の経験も必要ですが、優先順位づけの発想は常に持ち仕事に臨むべきです。
まずは不動産管理会社に適性のある人について述べていきます。
1.人と接することが好きな人
営業職については、マンション管理もビル管理も人を相手にする仕事です。人と接することが好きな人はお客様と良好な関係を維持することが容易となります。
2.コミュニケーション力のある人、話を聞ける人、わかりやすく話ができる人
お客様が何を欲しているのかをきちんと把握すること、そして、不動産管理のプロとしてお客様に明快に説明ができること、この点のコミュニケーション力のある人は適性があると言えます。
3.サービス精神が旺盛な人、面倒見がよい人
不動産管理業は広い意味ではサービス業です。またお客様の予想を超えた提案をするためには、お客様を喜ばせたいというサービス精神と人のために働くことを苦にしないホスピタリティが必要です。
4.多くのことに興味を持ち、習得できる人
不動産管理業は仕事の幅が広く、自分の知らないことについても、課題として取り組まなければなりません。その点から、いろいろなことに興味をもち学べる人は適性があるといえます。
5.着実にものごとを進められる人
複数の物件について、多くの課題やトラブルを解決していかなければなりません。優先順位はつけるもののお客様は早期解決を望んでいます。ものごとを止めておかず、少しずつでも進めることができることは重要な力となります。
次に不動産管理会社に向かない人について述べていきます。
1.協調性のない人
不動産管理の仕事はひとりでできるものではありません。社内はもちろん、社外の関係者と連携をとりながら進めることが必要です。協調性がないとこの連携がとれなくなります。
2. 報連相のできない人
不動産管理の仕事にもミスや失敗は必ずあります。また自分にとって負荷の大きいお客様からの要求もあります。これらはまず報告すること、必要な連絡をすること、そして対処方法について相談をすることが重要で、これができないと問題は大きくなる一方です。
3.腰の重い人
不動産管理会社の仕事が発生しているのは現場です。問題が起きた時、クレームを受けた時、まずは自分が現場に行って状況を確認する。初期対応をする。そこで初めて解決への動きがとれます。自分が動かないことは自分の仕事としての認識を持てないことになり、対応の遅れや誤った処置につながります。
以上のように、不動産管理会社では、お客様との良好な関係を維持しながら、自分一人ではなくチームとして仕事をし、トラブルや課題の解決に向けて確実に進めることができるような適性をもった人が望まれます。