化学系材料メーカーで半導体や各種電子部品の製造で主に微細加工を担当しております。
会社の経営方針による業務見直しで組織解体されることになりました。他部門への配置転換が提示されていますが、希望する部門でもなく過去の知識も役に立ちません。このため、これまでの知識や経験を活かしながら、部品だけでなくそれらを組み合わせた製品を開発する業務への転職をしたいと思います。
私が得意とする微細加工技術は半導体や電子部品の製造では広く採用されておりますので貢献できると思っています。
40才が目前になり転職は厳しいかもしれませんがアドバイスしてください。
質問
組織解体による微細加工技術者の電子・半導体業界への転職6view
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回答
3件の回答
質問者様の希望は、部品の製造元からそれを組み込んだ製品の製造販売元に転職することです。その意味をしっかり認識することが重要です。
つまり、これまではある部品を作るための技術や知識を習得されていたのですが、転職先では納入していた製品を使いこなす技術者を求めていることが多いということです。製品に関する知識と技術も求められます。物理、数学などの基礎知識が必要になることも多々あります。さらに、外国語も必要になることが多くなりますので普段から勉強しておくことも重要です。その覚悟がありますか?
また、質問者様が得意とする微細加工技術は、電子電気・半導体業界では日常的に使われている技術ですから、類似の技術者も多く内部競争も厳しいと思うべきでしょう。
貴方の技術がよほど特殊なものか、その道では知られた存在でない限り、年齢的には転職は厳しいと思われます。どうしても転職しなければならない事情でもない限り、配置転換で新たな道を模索される方が良いと思います。
貴方と同じような状況で転職される場合、人材紹介会社や新聞の求人欄、あるいは会社説明会などで希望会社を絞り込まれている方が多いようです。人材紹介会社から紹介された方の場合、採用試験では無難な発言をされることが多いのですが、まとまりすぎていることが気になることがあります。新聞記事を見て応募された方は、転職したい気持ちが先走ってしまう方もおられます。
これに対して、会社説明会で人事担当者としっかり相談してから応募される方は、技術面接でも密度の濃い会話ができることがあります。どの方法でもよいのですが、それぞれに特徴がありますので参考にしてください。弱気にならず焦らず行動することが重要かと思います。
個人的には会社説明会に参加して、直接、相談されるのが良いかと思います。面接で自己アピールすることは当然ですが、過去にこだわりすぎることは逆効果になることもあります。企業が新たに人材を採用するのは、過去に期待するのではなく将来に期待しているからです。
会社の方針による組織再編は仕方がないかもしれませんね、これまでの知識や経験を活かしたいのは当然の考えと思います。転職すると決められたのであれば、まず取引のあった会社に相談できる方や顔見知りの方がおられたら、率直に相談されたらどうでしょうか?
相手会社にとってあなたが担当していた分野が重要なものであれば、新規に応募されるよりは採用される可能性が高いはずです。
その会社の内情や業界事情に関する情報も得られますから、転職後、仕事もやりやすくなると思います。