建設コンサルタント業への就職を希望しています。
建設コンサルタントとの仕事のやりがい、就職に有利な資格等ありましたら教えてください。
質問
建設コンサルタント業の仕事のやりがいって?1054view
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回答
1件の回答
私は建設コンサルタント業の大手企業で働いております。
自分の持ち合わせた資格を活かせるようにと今の会社での仕事を選んだのですが、自分の中では「公共事業」に密にかかわるこの業界の仕事内容にやりがいをとても感じています。
一次官庁・二次官庁・そして民間企業からの仕事は絶え間なくやってきます。役所内では手に負えない仕事や大きなプロジェクト、調査・設計系の仕事は必ずや入札という方法を介して請負・委託という形で我々の業界へ仕事を託されます。そしてその仕事量と数は次から次へ発生し、大きい・小さいということに関わらず一年のうちで工期となる3月へ向けてとても忙しい日々を送ります。
我々の会社が得意とする分野は交通に関するものですが、その分野も交通解析・調査・設計、まちづくり計画、最近では市区町村に向けての防災危機に対する計画書づくりなど多岐にわたっています。
一番のやりがいとしては私たちが提案・作成したものがそのままその町の指針となったり、道路の設計ではその整備計画などに基づいて高速道路が作られたり、国民すべてにとっての生活に密接にかかわる計画を自分たちが作成しているという使命感とやり遂げたときの達成感があります。
≪資格について・測量士≫
私は測量士1級という資格をもっていますが、測量士という仕事は道端で何かを図っている…というイメージばかりが思い浮かぶと思います。実際、測量といっても色々と仕事は分かれていて、私が得意としているのは「交通量調査・解析」という業務です。
交通量調査を行うことによってその路線での渋滞箇所や何かトラブルが今後起こりそうなことを予測し、その解析結果を役所に提出します。
その結果を基にしてその路線(道路)には信号をもっと増やす、車線を増やす、または路線やう回路を別に作って交通の流れをよくする、時には橋を増やして交通量を分散させる、などという計画が持ち上がることになります。そうして道路づくりやまちづくり、皆さんの生活がよりよくなるような計画がたてられることとなります。ある時には、目に障がいをお持ちの方の点字ブロックの調査をすることもありました。そうして街中のどの点字ブロックのどこが不便なのかを一緒に歩き、ヒアリングをさせていただくことによって新しいブロックができたり、既存のものの整備が始まるのです。そうした障がいをお持ちの方でも外に出ることが容易にできるように駅のバリアフリー化計画などのお手伝いもさせていただくこともあります。
皆さんの生活の中で、便利になったと実感されることがたくさん増えることが私の仕事の一番のやりがいだと思っております。