私は大学を卒業してから、今のホテルに就職しました。所属は一応広報部としての採用でした。もともと広報という仕事自体に興味があって、ホテル業界にとらわれずメーカーや百貨店など色々な業種で、広報という仕事に的をしぼって就職活動をしてきました。
今のホテルはかなり規模も大きく、やりたい仕事ができる!と期待で胸がいっぱいでした。
実際の業務につく前に、数ヶ月間はレストランなどでの研修があるとはもちろん聞いていました。ですが、いざ研修が始まってみると、想像以上につらくて心が折れそうです・・・。
研修はレストランや宴会サービスや宿泊(ハウスキーピング)などです。勤務時間が早朝だったり夜遅くだったりするのもありますし、学生時代に接客業のアルバイトをした経験もなくて失敗も多く、現場のチーフに怒られたりということも重なって、毎日沈んでいます・・・。こんな仕事をやりたいんじゃないのに!と思ってしまいます。
当然ながら、冷静に考えるとそれが自分の甘えであることは分かっています。社会人なんだからそれくらいで転職なんて!というのもよくわかります。
でも、それだけではどうにもならなくて、こちらで質問させていただきました。
同じような経験をしてそれを乗り越えた方、こんな風にしては?というご意見、
質問
ホテルの広報部門に採用されたが、研修が辛く早くも転職が頭をよぎる76view
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回答
2件の回答
質問者様の気持ちにとっても共感できる20代後半女性です!
入社してからの研修の辛さ、もうヤダと思う気持ち、本当によくわかります!
じつは私も入社後同じような経験をしたので。
私が働いているのはホテルとはちょっと違うんですが、デスクワーク系の仕事であろうと何であろうと入社後はしばらく現場(接客部門)で修行を積む!という点は同じでした。
ほんっとしんどいですよね。私もしょっちゅう叱られて、ストレスで毎日ケーキを食べていました(笑)
でも、せっかく入社できた会社だし、いつかこの人(しょっちゅう怒っていた先輩)の上に立ってやる!という気持ちでがんばりました!(言葉が悪くてスミマセン。笑)
なんとか研修期間が終わって、希望の部署に配属されてから何年か経ちますが、やっぱりその時の経験って大切だったなと思いますよ!
社会人となって、失敗することも怒られることもよくあるけれど、そんなことでいちいちしゅんとしてたら先に進めない!と思える強さが身についた気がします。
逆に現場のことを知らず、最初から希望の部署に配属されていたら、視野がせまくなっていたんじゃないかな?と思ったりもします!
ちなみに、しょっちゅう怒っていた先輩とは今ではけっこう仲良しです。笑
今は最高にしんどいと思っていると思いますが、必ずやっててよかった!と思える時がくるはずです!
怒られたら、いつかこの人の上に立つ!と心の中で叫んでその場をやり過ごしてみてください。笑
30代女性です。私も質問者さまと同じく、某ホテルチェーンの広報室に勤務しています。同じような立場の、ちょっと先輩としてアドバイスができればと思います。
広報とひとくちに言っても、業務内容は多岐に渡ります。私の携わっているものの範囲でお伝えしますね。
まず私は、広報室の中でも、ホテルのレストラン部門のPRを担当しています。
会社によって広報室のあり方は様々だとは思いますが、ホテルには実に多様な商品がありますよね。私どもの会社では、レストラン・宿泊・テイクアウトショップ・イベントといった部門と、IR関係とにそれぞれ担当のスタッフがいます。
私はレストラン担当者として、新メニューなどの情報をマスコミ関係者にPRしたり取材の対応をしたりする業務を担当しています。
同じレストラン担当グループには、ホテル発信の広報紙(いわゆるパンフレットやチラシのようなものですね)の作成をメインに行っているスタッフもいます。
質問者さまは、はじめから広報の仕事をしたかったとおっしゃっていますので、もしかしたら大学などで学ばれたのでしょうか?
であれば分かるかもしれませんが、何か商品をPRしようという時に、まずどんなことをしますか?レストラン担当である私の場合は、まず各店舗の厨房に行って、シェフや調理スタッフと仲良くなり、どんどん試食をして自ら商品を確かめます。
商品をPRする時というのは、その商品を自分自身が100%知っていないとだめなんです。
魅力的なニュースリリースも書けませんし、ニュースリリースに興味を持たれたマスコミの方から問い合わせがあったとしても、的確な回答ができません。そうなると、せっかくの取材のチャンスを逃してしまうかもしれないんです。
ちょっと話が反れましたが、試食させてもらうにせよ、料理の詳細を教えてもらうにせよ、実際取材を受けるにせよ、現場のスタッフの協力なしにはできないのです。
現場のスタッフたちの仕事のこともよく知っていて、日ごろから信頼関係が築けていなければ、広報担当としてうまく仕事ができません。
さらに言えば、レストラン担当だからと言ってレストランのことしか知らないというのもダメです。たとえばレストランの取材に来てくださったマスコミの方が、宿泊プランで面白いものがあれば取材したいのだけど、とおっしゃった時に即座にPRできる力も必要だと思います。そのためにも、バックスペースで宿泊部門のスタッフに会った時に、「最近人気のプランって何?新商品の予定はないの?他のホテル、こんなプラン出したよ!」なんて井戸端会議ができるような仲間の存在は大切ですよ。
というような私の経験や仕事のやり方から考えても、研修で色々な部署の仕事を知り、そこのスタッフさんたちと仲良くなれるというのは、将来的に必ず質問者さまの役に立つはずです。
いつか無理な取材をお願いする日がきても、あの研修でがんばっていたあの子が言うのなら協力するか、というふうになると思いますよ。
今は慣れない仕事、やりたいことと全く違う現実で、しんどい思いをされているかもしれませんが、それは全部自分のため!ずっとやりたかった広報の仕事の土台作りなんだ!と思ってみてはどうでしょうか?
長々と書いてしまいましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。