総合電機メーカーの仕事でやりがいを感じた瞬間はどんなことでしたか?業界の方、ご自身の体験談を教えて下さい。
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総合電機メーカーでやりがいを感じた瞬間は?63view
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回答
1件の回答
一番のやりがいを感じた体験を述べさせて頂きます。
私が一番のやりがいを感じたのは約一年前の大型案件(プロジェクト)の15億円を受注した事です。
先ず、私の仕事内容について説明させて頂きます。私の空調設備を海外のお客様(法人)に提案し、販売する事です。
3年前まではお付き合い頂いていたお客様がいらして、そこから毎年、発注を頂く「待ちの営業」で部署が成り立っていたのですが(勿論、新規開拓はしていました)、顧客の業績不振等々の影響で受注量、金額が減少する事になりました。そのような状況下で役員より現在の受注額がキープされなければ、人員削減、給与カット、最悪は部署の解体すると厳しい口調で宣告され、苦境に立たされる事になりました。
そこから私が行った事は新規案件を取りいくのではなく、更新案件をとりにいく考えを上司に示し、営業の原点に帰り、ドサ回り営業(訪問営業)をする事に決めました。ただ、日本人が海外に行っても会ってもらえるわけがないので、その国々に精通しているエージェント探しに没頭し、私が持っている少ない人脈をたどり、中国、台湾市場に顔が聞く(精通する)エージェントにたどり着きました。
そこからそのエージェントと顧客回りをするのですが、価格は少し高いものの、品質、効率面を訴求し、中長期的に考えた場合はコストが安い、環境面にも良いとプレゼンをするのですが、なかなかその考えに理解を示して頂けず、50件は周りましたが、一つして案件に結ぶ事はありませんでした。
そんな時、エージェントより台湾に良い空調メーカーがある。一回見学に行かないかと言われ、見学しにいく事になりました。そこで目にした物は非常に清潔で整理整頓もされ、品質管理も徹底されている様子でした。そこの工場長とも話し、直感でここ買収したら良いのではと考えるようになり、役員、技術関連者に投げかけました。現状のコストでは、アジア市場で売る事は不可能に近い、30%近くダウンさせないと話にならない事を強く訴え、何度も何度も協議(一年近く)を重ねた結果、その工場を買収する事になりました。(日本の技術を伝承、30%のコストダウンに成功)
その後、再度、現地で生産体制、アフターケアができる事、30%オフの価格で提供できる事を説明したところ、数社の会社が興味を示し、サンプル出荷から始まり、最終的には10000台-50000台レベルの発注を当社にして頂ける事になりました。
再度、この話を要約すると、自分で考え、動き、他人を巻き込み(連携)、大きな目標(受注)を成し遂げた時の喜びは計り知れません。現在は別の部署に異動し、空調から離れていますが、また仕組み作りから手がけ、大きな仕事をやり遂げたいと思っています。