アパレル会社のバイヤーはやりがいある?57view

アパレル会社のバイヤー経験者の方、アパレル会社のバイヤーはやりがいありますか?楽しいですか?

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1件の回答

  1. dunn 2017/01/31 12:17

    アパレル業界に携わって20年以上になります。「アパレル会社のバイヤーはやりがいがあり楽しい! 」と私は思います。アパレル業界で様々なポジションを経験しましたが、バイヤーを務めていてやりがいを感じた体験談を書いてみますね。

    その時は、それまで卸売メーカーとして成長してきた会社が、直営店展開に方向転換する事になりになりました。今では当たり前になった中国での生産を少ロットでクイックに生産する事が得意な会社でした。

    とは言うものの、直営店を運営するには服だけではなくアクセサリーや靴や小物も揃えないといけません。私は以前に自分のお店も持っていた経緯もあり海外への買い付け出張も慣れていましたので、直営店用の買い付けに韓国へと出張する事になりました。

    それまでは、自分が準備した買い付け資金でのバイヤー仕事でしたが、働くお店の仕入れとなるとある意味で「他人様」のお金を預かって仕入れを行いどれだけの利益が出せるものを買い付けるかという仕事になりますので、緊張感も責任感もそれまで経験してきたものとは異なる感覚でした。女性スタッフが多く在籍していた会社でしたが、それまでの経験と店頭価格の把握が出来ている点を評価してもらえました。初めて直営店展開をするお店の仕入れを任されたという評価に対して、何としてでも成功させるという心構えの出張でした。

    それまでも何度も買い付けいに行っていた韓国の問屋街。何度も通っていましたので、顔も知りの問屋もたくさんありました。自分のお店を営んでいたころとは趣が違うものを仕入れているので韓国の問屋の方たちも仕事の内容が変わった事に気づきました。現在、新しいお店でバイヤーをしている事を告げると、どの方も喜んでくれました。新しい立場での仕事で訪韓して、これまでお取引があった問屋さんに戻って、ビジネスを継続する意思がある事を心から喜んでくれました。

    無事に仕入れを終え、直営店のオープンを無事に済ませ売り上げデータをチェックすると、買い付けた商品が高い売り上げ構成比を記録していました。会社的にはオリジナル商品が売れた方が利益率が高いのですが、在庫リスクが伴います。買い付け商品は必要な分だけを買い付けていますので、構成比が高く消化率も高い優秀な商品となります。

    ただし、売れた分を追加するとなると、再度、出張に行かなくてはなりません。韓国の問屋さんで一番仲が良い会社に連絡をして事の経緯を説明すると新たな展開がありました。売れたものと仕入れをした問屋が判れば、その会社が全て取りまとめて買い付けをしたうえで発送してくれることになりました。スマホも無い時代に画像で取引をするなどという方法は考えも及ばないものでした。

    早速、画像をメールに添付して送り数量をまとめてオーダーすると1週間もしないうちに国際郵便で商品が届きました。その韓国の会社としても、ネットオーダーで日本と取引するという新しいビジネスチャンスを見出したとのことで大変喜んでくれました。新たな取り組みをスタートさせて、その方法を考えて成功に導くという大きなやりがいを感じた瞬間でした。

    今では、そのアパレル会社は解散してしまい全てのお店は無くなってしまいました。韓国の問屋さんは事業を拡大し、私の契約が終わった後も、そのアパレル会社との取引は継続できていたようです。

    私は現在も、アパレルの業界でいろいろな取り組みに携わりながら日々過ごしていますが、バイヤーとしてこの時の経験は一生忘れないと思いますね。

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