現在転職活動中で、臨床開発モニター(日系CRO)の面接を控えています。
この職業は未経験の為、面接でよく聞かれることや注意点などがあればアドバイスをいただきたいと思い、投稿しました。どうぞよろしくお願いいたします。
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臨床開発モニターの面接の注意点を教えてください98view
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臨床開発モニターにとって、転職時に面接は非常に重要で、面接の印象がよければ、履歴書や職務経歴書が不十分であっても内定をいただくことが可能です。逆に言いかえれば、履歴書や職務経歴書がすばらしいもので、非常に優れた実績を持っていたとしても、面接で失敗すれば内定をいただくことは難しいです。
臨床開発モニター転職の面接時にポイントについてご紹介します。
●ロジカルシンキング
臨床開発モニターにとって重要なスキルの1つとして、ロジカルシンキングがあります。
ロジカルシンキングとは論理的思考力のことで、簡単に言うと「物事を筋道立てて考えること」です。臨床開発モニターは医師や医療スタッフとディスカッションする必要がありますので、ロジカルシンキングができていないと、しっかりとした意思疎通を図ることが難しく、臨床試験の成否にも関わってきてしまいます。したがって、面接ではロジカルシンキングができているか否かを確認しています。
といっても、不安に思う必要はありません。何か難しい質問やテストがあるわけではなく、普通の質疑応答が行われ、その回答について筋道が立てられたものなのかということを確認していくというものです。5W1H(いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How))を用いて、筋道を立てて話していれば問題ありません。
臨床開発の業界で好まれる話し方は、まず最初に回答を述べてから、後からその理由を述べるという方法が好まれていますので、面接でもそのような話し方をするとより良いです。
●回答は明確に 想像力が必要な場面もあります
臨床開発の仕事は、曖昧(あいまい)というものは許されません。面接でも同様ではっきりとした回答が必要になります。
はっきりとした回答といっても、白黒はっきりさせる、正解を答えるというだけでなく、わからないものはわからないと回答することが重要です。
加えて「わからない」という回答に加えて、なぜわからないのか理由を付け加えることとより印象が良くなります。「それを経験したことがないので、わからない」「そのポジションではないため、わからない」などと回答すると良いです。これを伝えた上で、「想像ですが、こう思います」と回答しても問題ありませんし、面接管から「想像で良いので、どう思いますか」と質問されることもありますので、想像力を働かせて回答しましょう。例えば、施設で何か問題が起こった時、その経験がないからと言って放置することは許されません。したがって、想像や想定ということが重要になってきます。
●身なりは清潔で適切なものを選ぶ
面接管は身なりも確認しています。臨床開発モニターは、医師や治験コーディネーターと面会し、ディスカッションをはじめとして様々な仕事をします。特に施設を訪問した際、必ず面会する人は、治験コーディネーターですが、治験コーディネーターの多くは女性です。したがって、身なりが清潔で適切なものでない場合、不快感や嫌悪感を示されることがあります。
筆者が実際に経験したことをお話します。筆者がCTL(リーダー職のこと)をしているときのことです。ある臨床開発モニターの服装が汚いという苦情を、施設の治験コーディネーターから直接筆者宛に連絡が来たことがあります。会社内でも身なりが汚かったため、何度となく注意していたのですが、施設にも同じ身なりで毎回訪問していたようです。最終的にはその臨床開発モニターはその施設への出入りが禁止となり、担当交代となりました。
高価なスーツや靴などを着用する必要は全くありませんが、清潔かつ場所に応じた身なりをすることが重要です。これは臨床開発モニターに特化したことではなく、一般的なことですが、病院というある種特殊な場所に訪問しますし、仕事相手は女性であることが多いために注意が必要です。