証券会社を分類してください。95view

10年ほど前みずほ銀行で新卒で入ったものです。今とある事情で証券会社の転職事情についてリサーチしています。銀行業はそこそこ詳しいのですが証券会社は全く精通しておりません。そこで証券会社をいくつかのカテゴリに分類して頂いて転職事情リサーチの参考にさせて欲しいです。分類方法はお任せしますが全証券会社がうまく振り分けられるようにして欲しいです。よろしくお願いします。

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回答

1件の回答

  1. conquest 2016/12/04 14:18

    国内には金融庁から登録を受けた証券会社が約260社あります(外国法人除く)。その中には、誰もが一度は名前を聞いたことがある大手の証券会社から、地域の方に愛される地場の証券会社まで様々です。残りは、その中間に存在する準大手証券会社です。それらは、従業員数に差があり、営業方針も違います。
     
    ◆大手証券会社
    まずは、業界に詳しくない人でも一度は聞いたことがあるだろうというレベルの会社です。従業員数も多く、預かり資産(お客様からお預かりしている資金と捉えてください)も大きいです。取扱商品のラインナップも豊富でお客様への提案ツールは強いです。企業の資金調達の際に株式や債券の発行をする場合、依頼される証券会社は大手がほとんどです。M&Aなどの企業の買収や合併も大手の証券会社の担当部署が活躍します。
    証券業界で働きたいと切望する学生や業界内でキャリアアップを考える方は目指すポジションです。
    ただ、お客様にとっては大手ということが近寄りがたい、騙されるという偏見を抱く方もいるかもしれません。証券会社は、ただでさえ、敷居の高い存在であるため庶民の相手はしてくれないと思い込んでいる方も中に入るかもしれません。
    営業マンにとっては、目標が高いことが多少デメリットというか辛い部分になるかと…平気な人であれば全く問題はありませんが、入社時研修の時から軍隊のようだと…いう噂もあります。あくまでそう感じるのは個人差なので目標が高いということは賞与にも高い反映されてくるということなので大きなやりがいにもつながります。

    ◆地場証券会社
    営業の展開エリアが限られている分、一人一人のお客様に対してゆっくりと腰を据えてお付き合いができることを強調している会社が多いです。また、大手にはない強みがあります。例えば、ある証券会社では中国株に強いアナリストがいます!と、特定の分野に秀でて「ここでしか取引できない。」と思ってもらおうとしています。それは、営業マンに関しても同じだと思います。
    弱い点としては、大手に比べて取扱商品の数が少ないことです。それだけお客様のニーズにお応えできませんし、他へ投資のチャンスを与えてしまっています。同様に、営業マンにとっても自社の商品の知識が増えません。(自主勉強すれば別です。)

    ◆準大手証券会社
    中途半端な名前ですが、大手というにはあと一歩という感じでしょうか。社内では支店長が「打倒!〇〇証券!(大手証券の名前)」と叫んでいる支店が多いかもしれません。
    大手証券を意識している点、商品ラインナップや目標数字も大手とさほど変わりはないかなと感じます。
    ここで、準大手証券の中で銀行系列とそうでない独立系の会社がありますのでその説明をします。前者は銀行のお客様から個人情報提供の同意が得られれば、そこお客様にアプローチをかけることが出来ます。後者は、そういった情報の提供がないため、自分たちで開拓していくのみです。銀行系のほうが楽そうでいいなと感じるかもしれませんが、同じグループの証券会社だからといて投資に興味がある方はごくわずかです。情報があるからと言ってそこから興味喚起をしていかないといけません。

    以上、証券会社の特徴について説明しましたが、その中で転職先としてどこを選ぶかは各会社の営業方針をしっかりと理解することがまず大切です。また、社風も異なるため企業研究も重要です。会社案内や企業HPに掲載されているものでは判断が付きにくいと思います。実際に現場で働いている先輩社員の方に、どんな想いでお客様に接しているのか聞けると一番良いです。

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