パート・アルバイトとして税理士補助の仕事に転職するってどう?12view

税理士になりたいと思って2年間ほど税理士試験の勉強を続けており、簿記論の試験には合格しています。
そろそろ税理士補助という形で、税理士業界に転職して実務を身に着けていきたいと思っております。
ただ、パート・アルバイトといった形で税理士事務所に入るのが良いか、やはり正社員という形が良いのかで悩んでおります。
35歳という年齢を考えると、未経験で正社員として採用されるのは難しいのかなとも考えています。やはり、パート・アルバイトという形で税理士補助の求人に応募してみるのが良いでしょうか?
ご意見をお聞きできれば幸いです。

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回答

1件の回答

  1. pollock 2016/06/17 11:36

    現在は独立して税理士事務所を構えていますが、2年前までは私も税理士事務所で働いていました。税理士事務所についてはパート・アルバイトと正社員の間に、他の業界ほど大きな壁はありません。他の業界ではパート・アルバイトとしての職歴を全く評価しないという会社も多く存在するかと思います。しかし、税理士事務所についてはパート・アルバイトでの経験もかなり評価されます。

    また、パート・アルバイトと正社員の間には流動性があり、シチュエーションに応じて2つの雇用形態を行ったり来たりしている人も多くみられます。例えば、しばらく税理士補助の仕事を正社員という形で担当していたけれども、税理士試験の勉強のための時間を確保することが難しかったため、パート・アルバイトという形で週3回の勤務に変更する。そして、税理士試験に合格したら、また正社員という形で税理士補助の仕事に取り組むといったケースです。

    加えて、未経験の場合、パート・アルバイトという形で税理士事務所に入って数年の実務経験を積むのもよいでしょう。税理士補助の仕事については経験者と未経験者でその仕事の生産性にかなり大きな差が生じると言われています。逆に一度仕事の流れを理解してしまうと、どこの事務所に入っても基本的な仕事の流れは共通しているので、生産性は非常に高くなります。そのため、税理士補助の求人は経験者を求めるものが非常に多くなっています。数年の実務経験を積むと税理士業界では立派な経験者としてみなされるので、応募できる求人の幅は一気に広くなります。
    逆に、上記のような生産性の理由から、税理士業界は未経験者にはかなり冷たい業界であるということが出来ます。やはり、個人税理士事務所は数人規模の零細企業が多いため、なかなか新人を育てている余裕というものはありません。そのような事情もあり、育てる必要が無い、実務経験者に人気が集まる傾向にあります。逆に言うとパート・アルバイトという形で少しでも実務経験を積んでしまえば、立派な経験者として求人の選択肢も広がることになります。

    あと、パート・アルバイトとして転職することにはもう一つメリットがあります。それが時間的な余裕を持つことが出来るということです。パート・アルバイトという労働形態は仕事の終わりの時間が決まっています。そのため、勉強時間をしっかりと確保することが出来ます。税理士業界というのはやはり資格が無いと結局のところは評価されない業界になっています。また、税理士試験の勉強というのは短期決戦でケリをつけてしまわないとずるずると長引いていく傾向にあります。実際に10年以上勉強を続けているのにいまだに税理士試験に合格していないという人もこの業界では珍しくありません。そういったベテラン受験生にならないためにも、最初の段階でパート・アルバイトとして時間の余裕を持ち、集中して勉強して短期合格を勝ち取るというのも立派な選択肢になります。

    結論から言うと、あなたの簿記論のみの合格という経歴ですと、まだまだ税理士試験という関門に第一歩を踏み出したに過ぎません。したがって、しばらくの間は勉強時間を確保できるパート・アルバイトという形で勉強時間を確保しながら、働くことをおすすめしたいと思います。

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