電気機器メーカーの技術職への転職で必要な資格はありますか5view

現在は半導体装置メーカーに勤めていますが、このたび、電気機器メーカーの技術職への転職を視野に入れて転職活動を行っています。
実際に電気機器メーカーに勤めていらっしゃる方で、必要な資格や、こんな資格があれば選考が有利に働くと考えられるものについて、教えていただけないでしょうか?

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回答

1件の回答

  1. gascoyne 2016/06/07 14:09

    まず、電気機器メーカーに勤めるにあたって、必要な資格というのは特にないと思います。何も持たずにマネージャ以上に昇進される方も大勢います。
    ただし、持っておいた方がいいと思う資格はたくさんあります。その種類と理由について記載いたします。ご参考になればと思います。

    ①TOEIC
    まずは、王道中の王道ですが、TOEICがあげられます。
    電気機器メーカーに限らず、日本の製造業で海外展開していないメーカーを探す方が難しいのではないかと思いますので、語学力はかならずプラスに働きます。

    点数の目安ですが、
    600点以上・・・選考でプラスに働くこともあると思います。
    700点以上・・・大手の開発部門であれば、マネージャレベルに求められるスキルです。まず間違いなくプラスに働くことになると思います。
    800点以上・・・海外と積極的に折衝する部門に配属される可能性が高いです。技術力と合わせてアピールすれば、相当重宝される人材となると思います

    実際に働いている人のスコアがどんなもんかというと、ほとんどの人が受験すらしていないのではないかと思われるほど、スコアは低いです。600点あればすごいといわれることもあります。
    それは、働いていて語学力を求められることがほとんどないことが原因だと思います。海外部門と協業、共同開発している人、というのは存在しますし、その方たちの語学力は非常に高いです。ただし、想像以上に一部の人に限られます。
    では、需要がないかというとそんなことはなく、必要とされる部門もグローバル化で拡大しているし、現状はそこまで人材がいないので、技術力と英語力両方を持っている人はどこの会社でも必ず重宝されると思います。

    ②簿記検定
    これも必須ではないですが、開発部門においても生産部門においてもある程度年次を重ねてプロジェクトマネージメントの立場についたりする場合は、財務諸表を読めたり、プロジェクトの経理的な部分も担当することもあります。
    簿記検定を持っているということは、そういった業務も担当できるというアピールにもなるので、有効に働くでしょう。実際に2級や3級の簿記検定を取得している人は多いです。

    ③技術士
    難関な資格になりますし、即年収アップにつながる資格でもありませんが、幅広く基本知識を取得しているということのアピールになります。
    ある種の専門的な技術知識と合わせて技術士の資格を合わせることで、ほかの転職志望者とも一線を画することができるでしょう。実際に問題を見てもわかるように技術士で学ぶ知識は業務においても活用できるものが多いです。大学のころに学んだ知識が大半ですが、改めて自分の知識を棚卸、ブラッシュアップするといった意味でも目指してみるのもいいかと思います。

    ④中国語検定
    開発は日本で行っているが、生産は中国で行っているという企業もたくさんあります。
    現地には英語がしゃべれないというスタッフも多く働いているので、中国語でのコミュニケーションが取れる人材は強く求められています。また、先ほどの英語力にも記載しましたが、語学力を備えたエンジニアは希少価値が高いです。
    ただ、中国出張をしたくないという方は取得を控える、もしくは隠した方がいいでしょう。

    以上が取得しておいた方がいいと思う資格です。ほかにもいくつかありますが、どういった業務をするうえで必要な資格なのかをしっかりイメージして考えるのがいいでしょう。

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