ゼネコンに転職を考えていますが、よくニュースなどで建設業界は不況だと聞きます。
ゼネコンに転職できても、すぐに倒産してしまったら・・・と思うと、転職をするのが少し怖いです。
建設業界の景気は大丈夫でしょうか?
質問
ゼネコンに転職を考えていますが、建設業界の景気は大丈夫でしょうか?63view
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回答
1件の回答
建設業界だけではなく日本全体が不況ですから、転職された先の会社が絶対に大丈夫とは言い切れないと思います。
建設業界は、今、はっきり言って不況です。それは、国の公共事業への予算が削減されているからです。
ご存知かとは思いますが、ゼネコンは、仕事を国や都道府県、市町村から請け負います。仕事を請け負うには、入札で落札するしかありません。今の入札制度は、入札金額の一番低い会社が落札するのは当然ですが、もし一番入札金額が低い会社が何社もあったらどうやって落札する会社を選ぶと思いますか?
一番早く、公平なのはくじ引きですね。市町村の入札では、入札金額が同じ会社があればくじ引きで決定するところが多いです。
くじ引き以外のところはポイント制になっています。
ポイント制とは、入札する工事方法でどういった提案をするか、また、同種工事の経験の有無等。1つの工事には、1人の施工管理技士を担当させなければならないのですが、その担当者の経験。会社のISOの取得状況などなど、入札する工事によって、ポイントが付く事柄がたくさんあります。その資料を入札する時に一緒に添付し、(入札は電子入札といい、パソコンで入札します。)ポイントを計算されます。そして、一番低い金額で入札した会社の中で、ポイントが一番高い会社が落札する仕組みになっています。
やはり、長い歴史のある会社は過去の工事経験も豊富ですし、規模の大きな会社は施工管理技士の資格を持っている従業員もたくさんいると思いますので、そういった会社はポイント制を導入している入札ではやはり強いですね。
反対にくじ引きで落札者を決める入札では会社の運ですから、何度も続けて工事を受注することも出来るかもしれませんし、ずっと仕事がない状況が続くこともあると思います。
ですので、ゼネコンに転職されるのでしたら、歴史があり、規模の大きい会社に転職されることをお勧めします。工事を入札で落札して受注できれば、工期は長いですし請負金額も大きいので、そんな簡単には倒産ということにはならないと思うのですが・・・。
質問者さまが施工管理技士の資格を持っておられれば大きなポイントになりますので、希望されるゼネコンに転職されるのはさほど難しくないと思います。
希望されるゼネコンに転職できますよう、頑張ってください。