旅行会社に転職を考えています。旅行をするのが好きで、色々な場所に行くことができるため、添乗員をしたいと思っています。
添乗員の仕事だとは良くききますが、実際のところはやはり大変ですか?どれぐらい、またはどういうところが大変なのですか?私の周りに添乗員をしている人がいないので、できるだけ詳しく教えていただけると嬉しいです。
- 転職ステーション
- 旅行・観光・ホテル系職種
- 旅行添乗員
- みんなのQ&A
- 旅行添乗員の仕事、何が1番大変か教えて!
質問
旅行添乗員の仕事、何が1番大変か教えて!3194view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
2件の回答
私は数年間添乗員(主に海外)をしていましたが、体調を崩して辞めました。
質問者さんも大変ということはわかっているようですが、ほんっとに体力勝負です。
私が添乗員をしていた頃は海外旅行ブームだったので、月に2本ほど添乗に出ていました。
なんだ、たった2本か。と思われるかもしれませんが、海外の添乗って1回で5日~長ければ14日とかが基本です。そうするとまず、そのツアーに出る前に事前の打ち合わせ半日ほどをして注意事項やお客様情報などを全て把握します。そうして、ツアー当日までにその土地柄とかを調べて自分なりに不安をなくしていきます。
ツアー当日はお客様より前にもちろん空港に到着してお出迎えをし、1人1人にご挨拶、ご説明し、搭乗までの時間はあっという間に過ぎます。現地につけば、もちろん旅程がスムーズに進むようあれやこれやと走り回り、移動中に会社に報告するレポートを記入したり。そして帰国すればまた、数日後には精算や、お客様からの帰国後アンケートをチェックするために会社へ行く。これだけで2週間ぐらいが費やされます。
時差もあったり、常に気を張っていなければならない上に拘束時間が長い、挙句の果てにお客様と会社の板ばさみの状況で気が滅入ってしまい、すっかり体調を崩してしまいました。
仕事自体はもちろん大変でしたが、楽しいことも沢山ありました。仕事でなければいけないところへ行けたり、自由時間にはフリーで町散策へ出て地元の人々と交流したり。体調を崩していなければまだまだ続けていたかもしれませんが不可能でした。体力、精神面共に強靭でなければ続けられない仕事であることだけは確かですね。
今のお仕事と比べてかなり生活のレベルが変わるようでしたら相当な覚悟が必要だと私の経験上感じます。
私は添乗員を10年ほどしているものです。一言でいうと大変です。この仕事を舐めないで下さい。
大体の会社は添乗員は派遣社員です。そして、時給制です。
何年も何年も経験を積んでいけばそれなりの地位に着き、時給も上がっていくかもしれませんが大抵のところそこまでいくまでに力尽きてやめてしまうのが現状です。
旅行が好きで色々なところにいけるというのはある意味合ってるし、ある意味間違っています。
その会社に専属の添乗員であればイタリアに行って帰ってきてまたイタリア。なんてこともしばしば。添乗中はもちろん旅行なんて気分なんてもっての他。
そのツアーの旅程管理はもちろんのこと、ハプニングが起きたら瞬時に機転を利かせて対応しなければいけないし、海外であれば語学力も必要になってきます。その上色々なタイプのお客様がいますし、平等に対応しなければいけません。
その上あれやこれやと質問が飛べばしっかりと答えられないとアンケートに酷評なんてこともあります。
それに、飛行機移動の場合だと飛行機に乗っている間は時給が発生しないとか、その会社によっては色々な条件があります。情勢が悪くなりツアーの催行状況が芳しくなくなればお仕事の数も必然的に減っていきます。
確かに色々な場所にいけるというのは魅力的ですが、裏を返せば新しい場所にいくのは、相当チャレンジなことです。なんせ実際に行った事がないのにそこを熟知しているようにお客様には案内しないといけないのですからね。
実際の経験談を聞いていかがですか?生活がぎりぎりの給料で、体力はもちろんのこと知識も膨大に必要です。
これを聞いても尚、添乗員がしたい!というのであればあなたの意思は本物です。
悪い面、きつい面ばかりをかいていると、じゃあどうして私が添乗員を辞めないのかと疑問もわくでしょうから良い面もご紹介しておきますね。
もちろん、私が長年こんなきつい旅行添乗員を続けていられるのは、やっぱりお客様と感動を共有できるということに尽きます。どんなけ大変で色々苦労をしたとしても、お客様にとっては特別なご旅行でその喜ばれている笑顔、感謝のお言葉を頂いたときには、全部の苦労が吹っ飛ぶぐらいなのですから。