私のことではないのですが知り合いの話を相談させて下さい。
彼(10年来の友人)が異業種から広告代理店に転職しようとしていましす。
最近某広告代理店の過労問題が話題になっていますがやはりいまだに大手の広告代理店に入りたい人は多いと思います。派手で恰好いいイメージがあります。
一方で過労問題が話題になった人のように辞めたいと思う人も多いんだと思います。
そこで広告代理店にまつわる転職事情について詳しい方に現実を教えて欲しく思います。
よろしくお願いします。
質問
広告代理店にまつわる転職事情113view
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回答
1件の回答
大手広告代理店に勤務しています。
まず外から入ってくる人について。
広告代理店への転職希望者の業種は様々です。
競合からの転職、メーカー、金融などいろいろとあります。特に国内大手2大代理店に関しては正社員の転職はかなり難関といわれています。
大手広告代理店への正社員の転職は書類選考の段階で落とされるとこが多く、その中でも女性に関しては体力的、能力的に判断したときにかなりの難関なので、外部のエージェントなどを使って“紹介予定派遣”などを利用して入社するケースがほとんどです。
やはり他業界からの転職で多いのが俗にいう“引き抜き”です。広告代理店勤務者の出身校関連の先輩後輩など、他業種で実績を持っている人を引き抜くケースや、担当クライアントのキーマンを引き抜くなど、遠からず近い実力者を引き抜くことが多いように思われます。そういった流れで転職してくる人以外は業種問わず何かしらの実績を上げている、何かしらで表彰されたことがある、大きなプロジェクトを立ち上げ~完了まで携わったなど実績がある人が選考に残ることが多いです。異業種から入るのには激戦の業界です。
一方で業界内から業界内への転職については、上を目指して中堅の競合から大手代理店に入社を希望する人が多くいます。クライアントも違えば規模も違うので大きなプロジェクトに携わりたいと入社を希望する方が多くいます。もちろん中堅から大手への転職となると年俸提示も大きく変わるので業界内の転職は珍しいことではありません。
また受け入れ先の方としても、新規アカウント獲得に競合から転職者を営業に迎えるとこによって大きなメリットもあるので選考に残りやすいのも事実です。
またおっしゃるように広告代理店を離れていく人もいます。
自分のイメージでは、広告代理店に転職を希望する人と業界外へ転職する人とでは圧倒的に業界外へ転職する人が少ないです。
理由は様々ですが、大きな理由としては年収等の提示金額が大きく関わってくるのと、いろんなプロジェクトに関ったり、いろんな職種の人と触れ合うことも多くやりがいの面からも業界外へ転職が少ないのかもしれません。
業界外へ転職する方の多くは現年俸より10~30%UPを提示されて転職する人が多いです。またその転職先の業種は主に、保険・証券・などの金融関連が転職先として多くあげられます。その他は有名外資系IT企業などへの転職も多く見られます。
主に挙げられる転職先業種も広告代理店と同じく幅広い業種のお客様と接することが多いことからスキルや実績を見て転職する人が多いです。
私見になりますが回答になります。