業界誌と一般誌の編集の仕事内容は違う?業界紙出版の会社の将来性は?79view

編集プロダクションで雑誌やムックを制作している20代後半の人間です。仕事は楽しくやりがいはあるのですが、とにかく長時間労働が常態化しています。毎日のように徹夜があり、時には1週間自宅に帰れないこともあります。
仕事のやりがいだけを目的に働けるのは20代の内までで、30代のうちには結婚をしたいと思っていますし、そのためにはある程度普通の勤務時間の会社に移りたいなと思っています。経験を積めるという意味では、今の編集プロダクションは持ってこいですし、すぐに転職というわけではないのですが、数年先を視野に入れた時に他の編集に携われる仕事、できれば版元に転職したいなと思っています。ただ大手出版社は中途では入るのが難しいですし、中小は安定性に欠けるという欠点があります。(実際に取引先の出版社も潰れてしまった経験があります)
そこで限られた業界をターゲットに雑誌や書籍を制作している業界誌の出版社、もしくは法人に転職をしたいと思っているのですが、こういった業界誌の編集部はどのようなことをするのでしょうか?一般の出版社と異なるような点はあるのか、また業界紙を扱う出版社の将来性なども聞ければと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

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回答

3件の回答

  1. 6satisfactory 2016/07/31 7:41

    うちは業界誌の体裁を採っていますが、一般の書店にも本を置いてます。
    一般紙と一番異なるのは収入が広告メインなこと、基本的に通信販売なこと。
    だから一般書店といっても大きなチェーン店に限られています。
    また、ネットでも紙面の販売をしているので、最近ではそこから読者が増えています。
    業界紙というだけあって、業界内でのつながりが非常に重要になり、人付き合いには大変気を使う感じです。メーカーの人につながりを作っておくと、広告も出してもらいやすいし、とくダネをもらえることもあります。
    兎にも角にも取材が多いので、雑誌や書籍編集を行う編集プロダクションの経験は十分に活かせますよ。ネット時代なので、中々雑誌の部数は増えにくいですが、その分は特別号などで補っています。夏季の新商品特集みたいな合を作って販売店に売ったりしていると良い広告収入になるので。
    こういった企画力さえあればまだまだ売上を伸ばせると思うし、ここで一生仕事をしたいと限定しなければ、メーカーともつながりを作りやすいので、メーカーの広報へ転職していった社員もいました。
    いろいろな会社にコネを作るには、業界誌は良い職場なんじゃないですかね?

  2. dlyjiusl 2016/07/30 18:42

    業界誌とは少し違いますが、業界新聞で働いているものです。重工業関係の業界新聞なので、それなりの部数もあり、少なからず業界内では知名度もある媒体となっています。新聞記者の方と比較すると、スクープなどを取り上げることはなく、業界内で明らかになったことを深く掘り下げることを重点においた編集方針を採っています。エネルギシュな記者業というよりは、じっくりと粘り強く取材を行う業界専門誌に近いスタンスなのではないでしょうか。取材と執筆が中心ですので、編集部に閉じこもって記事をずっと書くこともありますし、取材のために外出したり、出張をすることも非常に多いです。

    営業は別部署になりますが、業界誌の特徴として、定期購読中心で、業界の企業を相手にしているので、部数はある程度安定しています。その代わりに広告営業をすることが多く、タイアップ記事を編集と制作したり、社名変更や組織変更、社長就任などのイベントごとにも告知の広告を取りに走っていますね。
    経営は悪くはないと思いますし、一般向けに情報発信はしていないのでWEBの影響を受けることもありません。ウチでしか載せていない記事、ウチでしか書けない記事はたくさんあるので、唯一無二の存在だと自負しています。
    それでも華やかな週刊誌や一般紙の記者の仕事に憧れることはありますけどね。将来的にもまだまだ業界が生きている限りは需要があると思います。
    求人に関しては転職サイトやエージェント経由で欠員がある場合に出していますよ。経験者優遇なので、中途の方は大いにチャンスが有るのではないでしょうか。

  3. tbohswoepr_mb 2016/07/29 16:07

    完全に会員制の業界誌の編集をしているものです。
    発行部数は千部規模、会員対象に年間契約制で雑誌を送付しているので、書店には並んでいません。
    この状態で何故経営が成り立っているとかというと、とある業界のトップが出資した財団法人で発行をしているからです。ですから運営元は財団法人になり、出版社ではありません。関係する団体に毎月数部ずつ送られるシステムになっています。そのおかげで営業をする必要もなく、編集に集中できる環境なのは恵まれていると感じます。
    ただし編集関係で色々なプレッシャーがあります。関係企業の方には失礼なことはできませんし、毎月インタビューがあるので、そのための勉強も欠かせません。企業の力関係にも気を使い、特定の企業をターゲットにした特集をしたら、そのライバル企業を次に同ページ数で取り上げる、また社長たちの会合や新年会、忘年会といったイベントを企画し、開催しなければいけません。編集と言いながら事務職関係の仕事も数多く舞い込んでくる不思議な仕事です。

    経営は非常に安定しており、残業もそれほどないのでその意味でのプレッシャーはありませんが、出版社では普通無いような、組合的な苦労はいろいろとあります。
    給与面はあまり高くはないですが、生活に苦労するほどの水準ではありません。自分の企画は通りにくいので、編集に思い入れがある人は楽しめないかもしれません。ここで働いてしまうと、ある意味で潰しは効きにくいですし、結局メインで法人に出資している会社が売上が悪くなったら、鶴の一声で解散させられてしまうリスクもあります。そういった意味ではのんびりとはできない職場です。また採用も伝手がメインですが、中途採用試験を実施することもあります。頻度は高くないので数年に一度ですが。なにせ欠員があまり出ないので。

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