英会話教室の求人で「カウンセラー」と書かれているものをよく見かけます。
私は心理学に興味があって、外国語にも興味があるので、外国語スクールでのカウンセラーという職業に惹かれました。
これは、具体的にはどういった仕事内容なのでしょうか?
ホームページを見て感じたのは、外国語を勉強する方(生徒)に、お悩み相談や学習方法のアドバイスをするお仕事なのかなと思いました。
もし転職するなら、外国語の学習法などに詳しいほうが良いのでしょうか?
実際に英会話教室で働いたことのある方に伺いたいです。
質問
英会話教室の「カウンセラー」の具体的な仕事内容140view
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回答
3件の回答
英会話教室のカウンセラーは、英語を習いたい・上達したいと思っている方に、「自社のプランの中で、一番最適なプランをお勧めすること」が主な仕事です。
語学スクールへの入学を検討している方、または既に生徒として通っている方は、少なからずとも「英語を話せるようになりたい動機」が必ずあります。
様々な理由でその動機がしぼんでいたりすることもありますが、少しは必ずまだあるのです。その方の「英語を上達したい理由」を聞いて、もう一度モチベーションを目覚めさせ、一緒に頑張りましょう!と励まします。そして、その上達のためにはこれがお勧めですよーと、自社で取り扱っている様々なプランをお勧めします。
もちろん外国語の学習方法についても詳しいに越したことはありませんし、豆知識としてカウンセリングの中でアドバイスに使用しても良いと思いますが、語学スクールのカウンセラーの仕事の本質は、「自社の」商品やレッスンプランをお勧めすることです。
商品の中には、レッスンだけでなく留学プログラムや教材の販売なども含まれます。
カウンセラーという名前で大変な誤解をされているかもしれませんが、英会話スクールでいうところのそれは、営業職ですよ。ノルマもあったりしますよ。「困っている人の役に立ちたい」というようなピュアな動機では、間違っても応募されないようご注意くださいね!
もともと営業に興味があるような商売人気質の方ならやっていけるかもしれませんが、あなたのように、いわゆる心理カウンセラーのようなものをイメージしている方には絶対に向きません。そのような幻想で英会話スクールに入社してギャップに悩み、精神を壊しかけたピュアな女性社員を知っています…。
いわゆる心理学などの「カウンセラー」とは全く違うということをまず最初にお伝えしておきますね。誤解なさらないように!
語学スクールのカウンセラーとは、ひと言で言うと「営業マン」ですよ。
まず入学前の生徒さんに、
「どうして英語(または外国語)を習いたいのか?」
「いつまでにどれくらいのレベルまで上達したいのか?」
「どれくらいのペースでレッスンを受けられるか?」
「予算は?」
などを伺い、それに合わせた最適なプランを提案し、入学契約に結び付けます。
入学前の生徒さんは誰でも、「外国語が話せるようになりたい」と思って話を聞きにいらっしゃいます。ですのであとは、その方に支払える予算、通える受講ペースを提案し、そして「レッスンを受けることで自分の夢に近づける」というビジョンをしっかりイメージさせることが、入学の契約につながるコツです。
既存の生徒さんには、レッスンの振り返り(フィードバック)を行い、現在困っていることや悩んでいることなどを伺います。
お話を聞いたうえで、
「もう少しペースを上げてレッスンを受けたら、もっと早く上達されますよ」とか、
「この新プランを契約していただくと上達できると思いますよ」とか、
「まだまだレッスン回数が少ないから、上達するためにはもっと回数を受けましょう」
などと提案して、契約更新や上位プランへの変更を促します。
これらの一連の営業活動を「カウンセリング」と呼び、営業スタッフを「カウンセラー」と呼んでいることが多いです。
もちろん、生徒さんにアドバイスをしたり、語学学習の上での悩みを聞いたりといったこともしますし、そのアドバイスによって生徒さんから信頼を得ることもあります。
しかし、主な仕事はそういった純粋なカウンセリングではなく、あくまでも営業です。