コンサルファームのプロジェクトってどんな感じ?18view

社会人新卒4年目の女性です。今の職場でも実績を認められ始め、だいたいの仕事を回せるようになってきました。そろそろ、もっと違う世界、広い世界を見てみたくなり、転職活動を考え始めています。その中で、あるサイトでコンサルティングファームの募集を見かけて、ちょっと興味をもって調べています。各社のホームページなどを見たり、転職セミナーに参加したりして、だいたいコンサルティングファームがどういったサービスを提供しているのか、少しずつではありますが見え始めました。コンサルティングファームでの仕事は、基本的にルーチンワークはなく、プロジェクトベースでの仕事となるということが分かりましたが、プロジェクトって具体的にはどんなものなのでしょうか?
コンサルティングファームに所属している友人・知人も、OB/OGも私には残念ながらおらず、コンサルティングファームが実施しているキャリアセミナーのようなものも今は見当たらないようで、イメージがつかないと応募する・しないが分かりません。。
知っている人、なるべく詳しめに教えてください!よろしくお願いします!!

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回答

1件の回答

  1. twiuspiusm_M 2016/06/26 15:23

    コンサルティングファーム出身者です。コンサルは戦略系、会計系、業務系などいろいろなサービス領域がありますが、基本的に仕事のしかたは質問者様が認識されている通り、プロジェクト受注ベースでの動きになります。特にITシステム系のプロジェクトだと人数も予算も相当な規模(何十人、何百人規模の人員)になりますが、ここでは私が過去に経験したプロジェクトで一般的だったものをご紹介したいと思います。
    テーマは、これももちろんプロジェクトによりますが、例えば某大手不動産会社の富裕層向けマンション事業の将来の収益性分析というテーマのプロジェクトの時は、マネージャーが1任、スタッフが私を含めて2人の3人が実務部隊でした。その上に、プロジェクトの最終責任をもつパートナーやディレクターがいた気もしますが、基本はその3人体制です。期間は2ケ月と、短期的なものだったのでスケジュールはとてもタイトでした。
    プロジェクトのアプローチとしては、基礎的な財務関連の資料をクライアントから収集し、同時に将来の推計ですので、推計の根拠となるデータ、例えば内閣府や統計局などの行政機関が出している人口の推移や各年齢別の推移、地価の推計などを全て集めます。基礎データが集まったら、分析の手法とアウトプットイメージをチーム内で議論します。アウトプットというのは、今から未来50年後の収益を導く、という場合には、高齢化が過度に進んだケース・緩やかに進むケースの二つのパターンでの推計、のような感じです。クライアントとアウトプットイメージを合意できたら、推計作業にかかります。エクセル関数のスキル、数値データと定性データのインプットをどう推計に組み込むかを考える力など、短期間で効率よく作業を進める必要があり、膨大なデータ量に飲まれながらも解答を導きださなければなりません。
    こういった分析系のプロジェクトの場合は、時間がとにかく足りません。ですので、結果的に朝から晩まで仮説と検証の繰り返しです。こういったアプローチを決め、提案し、実際に手を動かすのがコンサルタントの役割です。ですので、入ったばかりのスタッフにはプロジェクトワークは大変にハードです。
    なんとなく、プロジェクトのイメージをつかむことができましたでしょうか。今回は分析系のプロジェクト例でしたが、戦略系でも業務改善系でも、スケジュールのタイトさや少数精鋭である点は変わりません。コンサルティングファームのホームページによっては、「とあるコンサルタントの1日」のようなスケジュールイメージを掲載しているところもあるようですので、参考にしてはいかがでしょうか。

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