緩和ケア領域の臨床心理士に興味があります947view

先日臨床心理士の勉強会に出席をして、そこで緩和ケアについて学びました。
それまで私は身体的に健康であり、精神的に疾患を抱えている人しか対応したことがなく、先日学んだ緩和ケアの現状と、その事例検討を聞いた時にはすごく衝撃を受けました。そして、強く憧れるようになりました。
がん患者様の最期を看取ることになるので、緩和ケアはとても大変だと言うことは想像できます。でも、人生に残されたわずかな時間を一緒に過ごすことや、その言葉に耳を傾けることに強く惹かれています。そのため、緩和ケアの仕事にとても興味があります。

しかし、実際に緩和ケアで求人が出ているところをあまり見たことがありません。がんセンターとかの仕事になるのでしょうか?また、緩和ケアについて本などを読んでいますが、実際にはどのような勉強をしておいた方が良いのかもわかりません。
先日参加した事例検討会では、発表者の方々が泣きながら発表をされていました。緩和ケアはとてもショックが大きくて、心理士自身のストレスケアについても勉強しなければいけないような気がしています。もし可能であれば、緩和ケア領域での仕事の探し方や、その心得などについて教えて頂ければと思います。

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回答

4件の回答

  1. gayson-13 2016/04/29 22:08

    緩和ケア病棟で働き続けている40代女性心理士です。

    緩和ケア領域に興味を持っていただいてありがとうございます。緩和ケアは確かに非常に過酷な領域です。また、大抵一つの病院に心理士が1人で対応しているので、孤独な毎日を送っています。でも、周りのスタッフは本当によくしてくれるので、助かっています。

    私が働いているのは市民病院の緩和病棟です。そこで緩和ケア専門の看護師とチームを組み、主治医や精神科医と相談をしながら仕事を行っています。市民病院は最初知り合いからの紹介で入りました。当時はなかなか緩和ケア領域に心理士がいなかったので、紹介で入ることが主になっていました。今の時代はどのように就職活動が進んでいるのかは分かりませんが、時々募集もしているみたいですよ。
    特に盛んな県があるのかどうかはわかりませんが、どうしても仕事を探したいと言う事であれば、東京都や愛知県、大阪府など県が持っている臨床心理士会の母体が大きいところに所属をするとも一つの方法かもしれません。臨床心理士会のメールで求人情報が回ってきているみたいです。

    緩和ケア領域での心得は上手く伝えることはできませんが、寄り添う姿勢ですかね。あまりアドバイスをすると言うよりは、相手の言葉に耳を傾けると言う感じが多いかな。家族とのやり取りもあるので、色々な思いを受けて自分でしっかり消化することが大切になってきます。
    応援しているので、頑張ってくださいね。

  2. 9tinns 2016/04/27 1:53

    私は総合病院で働いている心理士です。総合病院であって、緩和ケア病棟はありません。
    しかし、当院のがん患者様で、見取りまで病院で過ごされる方もおります。
    その場合、治療が進むとせん妄状態になる方もいて、主治医の方針によっては見取りまでお付き合いすることもあります。
    専門的に緩和ケアが出来るわけではありませんが、一部緩和ケアの経験を行うことも出来ますよ。そのため、緩和ケア病棟があるところとか、がんセンターに絞ればより専門的な仕事は出来ますが、場合によってはがん患者さんを受け入れている総合病院でも緩和ケアの体験は可能だと思います。どういう領域をやりたいのかにもよるのですが、選択肢は広がるのではないでしょうか。
    実際に私も総合病院で、がんに限らずですが、難治性の病気であったり、呼吸器疾患であったり、色々な方の最期を看取ってきました。
    緩和ケア病棟ではないので、チームで誰かがフォローしてくれるとか、相談に乗ってくれることはあまりなく、心細いのは事実です。緩和ケアのことをしっかりやりたいのであれば、緩和ケア病棟の方が良いと思います。

    緩和ケアは心理士が泣けてしまう事や、いろいろ動かされることが多いです。患者さんの訴えに耳を傾けて、気持ちを整理することを目的として仕事をしていますが、中には数日から数週間で亡くなってしまう場合もあります。とてもつらいです。私も模索しながら働いていますが、この患者さんに会わなければよかったと思う人は一人もいませんでした。やりがいのある仕事だと思います。

  3. cavendish 2016/04/25 8:59

    すいません。たまたま見ただけでコメントしますが、県の臨床心理士会に所属はされていますか?自分はそこに所属をしていて、そこで時々求人が流れます。その中に緩和ケアの求人もあったような。そういうところに所属をして、積極的に情報を集めることは大切だと思います。
    後これは自分のやり方なのですが、興味がある分野の研究会に所属をすることも一つの方法だと思います。そして、その地域で自分が興味のある分野が、どの病院で盛んにおこなわれているのかとか、その病院のなんて先生がその分野に強いのかってことを把握するようにしています。飲み会の参加は必須です(笑)。

    自分がそうなんですけど、そこで仲良くなって、その先生とか研究会の人たちに「どうしても就職したいです」と強く希望を伝えておきました。そうしたら小さいところですけど非常勤の口を見つけてくれて、そこで働いています。今はまだ非常勤だけど、将来的には常勤になれるかもしれないし、別のところで働けるかもしれない。でも、自分が好きな分野に少しでも近いところで働けるのは楽しいですよ。やりたいって思っているなら、その思いが消えないうちに色々な形で挑戦してみることをお勧めします。

    結構デリケートな領域だから不安になるのも分かりますよ。でも、やってみないと分からないこともたくさんあるんじゃないですか。自分はその領域に詳しくないからあれだけど、病気のこととか勉強することは大切だと思いましたよ。

  4. tuition-27 2016/04/22 9:20

    私も先日緩和ケア領域の事例検討会に参加しました。心理士って1対1で仕事をすることが多いのですが、緩和ケアや対患者、対家族、対医療スタッフの懸け橋となるリエゾンとしての役割が大きいように思ったことがとても印象的でした。

    そのあとちゃっかりと飲み会にまで参加していろいろ聞いていたんですけど、やはり知人からの紹介が多そうでしたね。一度大学の指導教官等に相談してみることはいかがですか?それが一番手っ取り早いような気がします。
    緩和ケアの領域の心理士さん、皆長いんですよ。なかなか辞めないみたいで仕事を見つけるのは大変そうな印象でした。一人、国立の病院に所属している人がいて、その人は地元の広報誌を見ていたらたまたまそこに求人があって、応募して合格したらしいですよ。
    他には転職サイトを見てたまたま求人があったと言う人もいました。転職サイトの中には、心理士専門のサイトもあるみたいなので、全国まで手を広げればもしかしたら緩和ケアの病院も募集しているかもしれませんね。

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