教育系出版社って安定していますか?将来性はありますか?8097view

現在中小規模の出版社で編集者として勤務をしているものです。自社の雑誌などの発行物の部数が近年落ち込んでいるために、会社の先行きも不透明になってきています。倒産してからだと遅いので、今のうちに他の出版社への転職を考えているのですが、出版業界全般が不況とも言われていますし、大手取次も相次いで倒産しています。そのため出版業界でも比較的に安定性の高いジャンルとして、教育系の出版社を転職先に考えているのですが、実際にこのジャンルの出版社の景気や安定性はどうなのでしょうか?実際に働いておられる方がいらっしゃいましたら、是非ともお聞かせください。
また、そういった教育系出版社への転職のしやすさや、実際の求人の多さはどの程度のものでしょうか。

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回答

3件の回答

  1. industrialize_l 2016/10/18 8:58

    ペーパーテストやドリルを販売している会社で営業をしています。教科書は制作していませんが、やはり我々のような会社でも、地方ごとの縄張りがあり、得意不得意なエリアに分かれています。
    景気で言えば良くて現状維持、普通にしていれば微減でしょう。売上維持のためには付録をつけて単価向上を図ったり、最近では成績集計用のソフトなどを作ったりして学校に提供しています。売上維持のために販促費、販管費がかさんでいるので、利益は減っているでしょうね・・・。ただそれでも一気に売上が下がることはまず無いので、倒産の心配は薄いですね。

    我が社では定年退職まで務める人も多く、そういった正社員の後釜を派遣や契約社員で補うことで人件費を削減しているので、人員のリストラは行っていません。編集経験があれば正社員入社も可能なので、定年まで働きたいならば教育系出版社は悪い選択ではないと思います。

    営業職に関しては新入社員がまず配属されるケースが多いです。しかし出版社に夢を見て入社する若者はやはり編集職志望が多いので、中々編集への異動が叶わない場合は数年で辞める人もいますねぇ。中には小学校や中学校の先生に転職をする人もいます。比較的営業は欠員が出やすい上に、会社としては定着して欲しいので、試用期間付きでの正社員求人が多いと思います。
    編集の場合は当社ではまず契約社員として入社してもらい、能力が認められたなら、翌年から正社員になるというパターンが大半ですね。それで2、3年しても正社員になれない時は、辞めてしまう人が多いですが、半数以上は正社員として迎えられています。また同業他社の経験者は即戦力として期待されるので、正社員採用な上にいきなり担当の教科を持っていますね。

  2. 1increasingly 2016/10/17 19:41

    教科書や参考書の編集に携わっています。営業ではないので、直接の営業合戦には参加しませんが、教科書は市町村まるまる一括採用が多いので、営業同士争いは熾烈になっていると思います。
    教科書会社による接待の事実がニュースになっていたことがありましたが、幸い私の会社には影響がないようですが、作っているものがお固いだけに、あのようなイメージが付いてしまうことは大きなマイナスになるのではないかと思います。営業さんは春先には毎日地方へ出張に行っています。
    確かに教育系出版社の定性は高いですが、これから拡大していくことは無いでしょうし、売上アップを目指すのなら一般書に進出するしか無いわけで、そこでヒットを狙うのも大変ですね。ただ一般的な編集部よりは(教科書改定の年を除けば)まったり働けるのは魅力ですよ。教科書や参考書の場合は4月に新しい物を発行するので、年末に仕事が集中しがちになりますが。
    中途の求人を出すことは、編集の場合は出入りがそれほど激しくないので頻繁にはありません。ただし定年で辞められる方が多い4月前には比較的出やすいのではないかと思います。

  3. floby 2016/10/15 13:29

    教科書を制作している出版社で勤務をしているものです。実際に安定性は高いほうだと思います。何しろ絶対に学校で使うものなので、需要がなくなるということがありません。ただし部数自体は少子化の影響をダイレクトに受けるものなので、徐々に発行部数自体は下がっています。ただしその部数の低下も子供の数を見れば予測がつくものなので、急激に下がるということもないです。つまりは限られたパイの中で、数社が縄張り争いをしているという感じです。ただ地方ごとに強い会社が分かれており、そこまで激しい競争というのは無いようです。

    転職で求められる人員ですが、編集の場合はやはり同業界で編集をしていた方が一番有利です。教科書の編集は一般の編集と異なり、検定を受ける必要があるので内容の精査には大変に時間がかかります。教科書改定のある年は一年を通して激務です。ただし一般の年はそれほどでもありません。また自分で教科の内容を勉強する必要もありますし、英語の教科書を作るのならば、最低でも英検準一級は必要でしょうね。国語や算数、数学などの教科書を作っている人は教員免許を持っている人が多いです。

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