調剤薬局で薬剤師として働いていて接客が辛いと思うことがあります。(クレームや説明を何回も求められるなど)
同じような体験をしているかたっていますか?逆にやっていてよかったことはありますか?
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1件の回答
調剤薬局に薬剤師として勤め始めて早12年、日々処方箋通りの調剤を行い、間違いのないように仕事をしていく中でも、ありがとうと言ってくれたり、名前を憶えてくれたり気を遣って差し入れを入れてくれたりする人たちもいる中で様々な患者さんがいました。
精神科の近くの薬局に勤めているときに、毎週土曜日の患者さんなのですが、毎週人に罵声を浴びせ、まあ急げとか遅いとか最初に懇切丁寧にあなたの薬は服用するごとにパックするようにしたりしていて時間がかかる旨をきちんと説明して、納得いただいたはずなのに、翌週にはまた罵声を浴びせるの繰り返し、こちらから言う気もなくなり、そのままほおっておくと、今度は構ってほしいのか馴れ馴れしく話しかけてくる・・・。
70歳過ぎているおばあさんがやってくるのですが、来る度にあなたは結婚しているのか私と結婚しないかと聞いてくる方、毎回結婚してますのでと断っても次の週にはまた同じことを聞いてきます。
以前勤めていた薬局では、神経科の患者さまで先輩薬剤師が好かれていたみたいで、先輩がいないと機嫌が悪くなってしまって帰ってしまい、その先輩がいるとねこなで声で話しているのを聞いて、患者さんは様々な人がいるな・・・と思います。
患者さまを通して、疾患の勉強ができたり、どのような薬の効果でどのような効果があってどのような副作用があってと言うことを考えたり、知ったりすることも楽しいのですし、調剤する際に量を計って子どもであれば何キロでどのような疾患か想像して、子どもの状態を見て、飲みやすいアドバイスをしたりする。大人であれば薬が薬が変わったり追加になったりすることを確認して、状態や検査値からその患者がどういう状態であるかを推察。薬に間違いがあれば、医師に指摘をするなど、薬剤師の仕事はやっていて考えることがいっぱいあると思います。
患者を通じて学ぶことも沢山なりますし自身としても成長することが多いです。
対人で仕事をするということは何においても正解がなく、ふとしたことで相手に不快感を与えてしまう素も多々ありますが、裏を返せば相手に喜ばれることも多くあり、尊敬される機会も多い職業です。先生には話にくいけどと言って、自身のことの話をしてくれる人は多くいます。そのような人たちと信頼関係を築ける薬剤師という仕事はやりがいのかたまりであると言って過言ではないです。
12年やっていて、辛いなとか向いてないなと思ったことはあってもやめたいと思ったことは1度もありません