システム開発会社の法務の仕事内容とは?システムの知識は必要?40view

現在転職活動中の者です。今まで法務部での経験が長いため、今現在も法務部の募集を探しております。システム開発会社の法務部募集を見つけて応募したところ、内定を頂いたのですが、全くシステム開発に携わったこともなければ、ITには非常に疎いタイプの人間なので、少し不安に思っています・・・。

そこで、どなたかIT系の企業の法務部の方はいらっしゃいませんか?普段どのような仕事をなされているのか教えて下さい。内定を頂いた企業の規模としては上場企業でいわゆる受託開発がメインの会社です。
また、できれば今からとりあえずこれだけはやっておけ!みたいな何かしらのアドバイスを頂けますと幸いでございます。

私はこれまで、契約書の作成やレビューそしてコンプライアンスのチェックといった決まりきったルーティンをこなす作業や、時々M&A案件や訴訟に関する手続き的なことをやったりと、法務に関することは一通りやってきたと思っています。
システム開発会社でも、基本的にはこれと同じような感じでしょうか?私の経験を活かしてシステム開発会社でもやっていけるのでしょうか?

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回答

6件の回答

  1. revive 2016/09/16 15:15

    私はアプリ開発会社で法務をやっております。
    主に、ゲームアプリやライフハック的な分野で色々とサービス提供しています。
    仕事の内容的には質問者様とそんなに変わりはないですね。契約書を作成したり、レビューしたり、訴訟があれば準備や弁護士とやり取りしたりといった感じです。
    仕事の違いというよりは、やはり必要な法的知識の分野が異なってくる部分の方が重要かなと感じます。
    ゲームの場合、一番重要な法的知識は「知的財産権」ですね。中でも著作権に関しては細かいところまでしっかりと知識をつけておかないと大変なことになります。勝手に二次利用されてしまったりしますし、逆に何かのキャラクターとコラボでアプリ開発する場合等はキャラクターの使用料等の取り決めもしなければなりませんので。
    正直、知的財産権に関する仕事は概念の話が結構あり、具体的なイメージはしにくいので頭を悩ます時が結構あったりしますね。
    やりがいはありますが、法律、特に知的財産権、著作権に関して造詣が深くないとやっていけないかもしれません。

  2. abbreviation_4 2016/09/15 17:43

    システム開発会社で法務部に所属している者です。おそらく、今やっている仕事とあまり変わらないのではないかと思います。特にシステム開発会社だから!といった特有の法務部の仕事というのは存在せず、ただシステム業界の商慣習や争いになるポイントがあるだけです。といっても、どの業界にもこのようなことはあると思いますので、別に恐れることなくチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

    システム開発って利益率良いですし、社会的にも今後伸びていく業界なので、今のうちに入社しておいた方が良いかもしれませんよ!
    特におすすめなのはBtoC向けのシステム開発会社ですね。いわゆるゲームやアプリを提供している会社がこれに当たりますが、一発当てれば非常にでかい!法務としてスキルを磨いておけば、その会社が倒産しても他にもたくさん候補はあるので、渡り歩けば良いですし。意外とITに強く、法律に強い人材って重宝されるのでどこでも通用しますよ!これを機にシステム開発会社で勉強しながら法務に携わってみてはいかがでしょう。

  3. methodology674 2016/09/15 15:27

    ども!システム開発会社で法務担当をしております。
    おそらくシステム開発会社が何をしているのか?というところからご理解されていないと思いますので、まずはそこからお話させて頂き、普段の仕事についてご説明させて頂きますね!

    まず、「システム開発会社」と言っても、様々な分野があります。
    業務系のシステムを構築しているいわゆる受託開発がメインの会社、そして、いわゆるBtoC向けのサービスを提供しているシステム開発会社、また、ウェブサイト制作に特化した会社や、BtoBtoC向けのサービスを提供している会社、最後にエンジニア派遣をしている会社と、挙げたらキリがありませんが思いついた順に書いただけでもこれだけあります。

    上記のように、ビジネスモデルが異なれば、必要なIT知識も違えば、法的知識も異なってきます。
    例えば、ウェブ制作に特化した会社であれば、そのウェブサイトに掲載する記事や画像の著作権はどのようになっているのか?といった知的財産権に関する知識が必要になってきます。また、業務系のシステム開発会社であれば、契約形態が非常に重要になってきて、請負契約でやるのか、それとも準委任なのか等々必要な法的知識が異なります。

    そして、ビジネスモデルが異なると、IT知識も異なり、ウェブ系の企業では、主にウェブサイトに関する知識やSEO、マーケティングの知識が必要になり、業務系のシステムですと、開発手法(ウォーターフォール型なのか、アジャイルなのか等々)とそれに応じた問題点の発生パターン等を知っておく必要があります。
    このように、ビジネスモデルが違えば必要となってくる法的知識も異なるので、まずは会社のビジネスモデルについて調べてみてください!

    次に、私の普段の業務についてご説明します。
    私の働いている会社では業務系のシステム開発をしております。
    そこで必要になってくるのは、業務委託基本契約書の作成、そして個別契約書の作成、また先方から送られてくる雛形に修正・加筆をする仕事ですかね。あとは、秘密保持契約書を締結する作業ぐらいで、おそらく法務的な仕事に関して一通り経験があるとのことですので、ここら辺は心配ないかと思われます。
    一番気を付けていることが、個人情報の取り扱いですね。業務系のシステム開発ではどうしてもお客さんが持っている個人情報を取り扱う場面が出てくるので、その際の損害賠償の規定をできるだけ会社に被害が及ばない形で先方と交渉するというところですね。

    長文失礼致しました。何か参考になれば幸いです。

  4. revolt-33 2016/09/15 11:36

    受託開発メインのシステム開発会社で法務担当している者です!
    正直、受託開発の場合、大規模なシステム開発が多く、また、納期が遅れることもしばしばありますし、
    請負契約がメインで成果物責任を問われる立場上、法的知識は非常に必要になります。
    また、開発のどのような工程で大体争いが起こっているのか、過去の裁判例等をチェックして知っておく必要はありますので、
    ITに対する知識は重要になってきます。
    ただ、慣れてくれば簡単なので、ひとまず「ITパスポート」を取れるぐらい勉強すれば十分かと思われます。
    ITパスポートは経済産業省が出している一応国家試験の一つでして、幅広くITに関する知識を
    勉強できるとともに、持っていると履歴書にも書くことができるので、管理部門として働くのであれば持っていて損はないと思いますよ!
    エンジニアとしてであれば不十分ですが、管理部門としてであればそれだけ持っていれば重宝されますね。
    あと契約書を作成する際に、エンジニアやITコンサルタントと話をする機会が多くなってきますので、
    そこで話が噛み合うようIT用語に関しても勉強しておくと良いかと思われます。
    ついでに、エンジニアって基本的に無口な人やコミュニケーションが苦手な方が結構いたりするので(完全なる個人的な意見ですが。)、
    積極的に話しかけて仲良くなっておくと良いかな~と思ったりもします。

  5. absurd_wy2 2016/09/15 8:55

    システム開発会社で法務をやっています。私の働いている会社はシステム開発会社といっても、主にSES(システムサービスエンジニアリング)というビジネスモデルを主軸に置いた会社でして、簡単にいうといわゆるエンジニアの派遣業みたいなものです。なので、法的な知識は必要ですが、特段システム開発に関して何か知識が必要かと言われるとそんなこともありません。決まり切った文言を各クライアント企業に対して若干の微修正を加えながら契約書を作成したり、クライアント企業から受領した契約書の雛形に修正を加えたりと一般的な法務と何ら変わりはないかと思われます。
    また、エンジニア派遣業ということもあってか、「契約書」という形態を取らず、「申込書」という形態を取って、それを持ってクライアント企業と契約を交わすことが多いので、法務として何か特段難しいことをすることもないので、非常に楽な仕事ですね。なので、私も法務もやっていますが、総務的な仕事や営業支援的な業務もこなしています。

    システム開発会社といっても、質問者様が内定をもらった企業とは業態が異なるので参考になるかは分かりませんが、IT系と一括りにしてもこれだけ違うということはお分かり頂けたかと思います。

  6. meritorious_cIG 2016/09/15 1:07

    システム開発会社で法務担当をしております。
    不安に思う気持ち、良くわかります。私も入社した当時、ITには疎いタイプでして、システム開発って何やるの?という感じでした。。。最初はIT用語が周りで飛び交っており、ついていくのにやっとというか、意味が分からず戸惑っていました。

    結論から言うと、ITに関して少しは知識があった方が仕事が捗ることは確かです!と言っても、システム開発に関して非常に深い知見が必要なものではありませんのでご心配なく。システム開発会社がどんなことをやって、どうやって利益を生み出しているのか、また、開発工程ではどのようなことをやっているのかというのを座学レベルで本一冊読めばわかるぐらいザックリとした知識があれば十分やっていけます!
    システム開発で争いになる場面って大体決まっていたりするので、そこだけ押さえておけばあとは他の企業となんら変わりは無いかと思われますので、現職も法務であれば心配は無いと思いますよ!

    ただ、システム開発において準委任契約と請負契約を使用する頻度が非常に高い!というかほとんどこの2つの契約ですので、その違いやメリットデメリットぐらいは事前に知識として頭に入れておいた方が、入社してすぐに仕事に活かすことができるかと思われます。

    質問者さんが内定を取ったそのシステム開発会社は受託開発メインであれば、結構大規模な開発が多い企業だと考えられますので、開発工程とその問題点を把握するために本一冊買って読んでおくと良いかと思います!

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