工作機械を製造するメーカーに勤務する32歳の男です。設計から納入後のアフターフォローまで行っていて、設計を行いながら、急な客先への駆けつけなども日常茶飯事で、忙しい毎日を送っています。
ここ数年、会社の業績があまりよくなく、頑張っても給料が上昇しない状態になっています。それに加え、自分が所属する設計部門は慢性的な人手不足で、残業が深夜に及ぶこともよくあります。
こんな状態が何年続くのかと思い、転職サイトに登録して中途採用の求人を見ていたのですが、その中に社内でもよく名前を聞く競合する機械メーカーの求人がありました。
募集している部署も今の仕事内容と同じで、経験を活かした転職ができると思い、早速応募してみようと思ったのですが、今の職場のことも考えるとなかなか簡単には行かないのではと、最近不安になっています。
職場での引き留めにあい、辞められない可能性なども考えると、応募した先にも迷惑がかかるのではと思います。だからと言って今の状態で仕事を続けるのもどうかと思うので、とても迷っています。
転職経験のある方からの体験談等も聞かせていただけたらと思い、投稿させていただきました。どうぞよろしくお願いします。
質問
競合機械メーカーへの転職を考えています10view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
4件の回答
初めての転職では、今所属している会社のことを必要以上に考えてしまうんですよね。特に、責任感が大きい人は自分が辞めた後のことばかり心配してなかなか転職に踏み切れない人が多いです。でも、会社は一人の力で動いているわけではありません。もし、一人の人が辞めたことで、会社が傾くのであれば、その会社は一人の人に頼り切っていたことになり、その会社の方が異常だったことになります。
一昔前のような終身雇用の時に年齢と給料が同時に上がっていきましたが、今はそうではありません。頑張りに見合うものが得られないのであれば、会社を変えるという選択肢も一般的な時代になってきています。
質問者さんの状況であれば、転職をしてみてもいいのではと思います。転職をすると、仕事に対する視野が今までと比べ物にならないほど広がります。一つのことに対してもいろんな視点から見ることができるようになります。転職先でもそういった新卒採用者にはない違った角度からの見方を求めている会社も少なくありません。
競合メーカーでなければ、自分の経験を活かせないと考えているのであれば、視野が少し狭いということになります。それ以外の会社でもいろいろな経験を活かすことができます。転職先をよく検討してみてくださいね。
同業他社への転職となると、やっぱり競業避止義務になってしまう可能性がでてきます。退職時に誓約書でこの内容についてもサインを迫られる可能性もありますので、注意が必要です。断ったら退職を認めないとか半ば脅迫めいたことも言われかねないし。
そんなリスクを冒すより、今の経験を活かせる仕事を探したほうが得策かもしれませんよ。仕事は結構共通する部分が多いもので、他業種でも設計からアフターフォローまで行う部署では重宝されるかもしれません。いい会社に出会えることを祈っています。
ちょっと待ってください。今までに競業避止義務に関する書類にサインはしていませんか?就業規則にも同じ条文がありませんでしょうか?
競合メーカーへ転職する場合、競業避止義務を禁止する条文があると非常に厄介です。転職をめぐり裁判になった例もありますので、通常の転職以上に慎重に行わなければいけません。
競合メーカーへの転職をするべきです。現在の労働条件があまりよくないように見えます。加えて業績不振を理由に給料が増えない状態が何年も続いているようですので、十分転職先にも転職の理由として理解いただける内容だと思います。
転職の場合、採用通知をもらって退職するまで、転職先を明かす必要はありません。法律的には2週間前までに退職を申し出ればいいのですが、1カ月前に申し出るのが一般的です。採用されるよう頑張って下さい。