質問失礼します。自分は子どもの頃から競泳を行っており、JO(ジュニアオリンピック)の予選などにも出場した経験があります。大学でも水泳部に所属していたのですが、就職を機に競泳の世界から遠ざかっています。しかし今の職場があわず、地元に帰ってスイミングインストラクターになりたいと思っています。
そこで質問ですが、スイミングインストラクターへの転職は簡単にできるものでしょうか?
自分のことを言えば、泳ぎの技術に関しては問題ないと思います。
指導経験は水泳部の後輩に対して指導したことはありますが、泳げない小学生などを指導したことはありません。というか、子どもに何かを教えた経験自体がほとんどないです。インストラクターの資格は特に取得していませんが、問い合わせてみると競泳経験があるのであれば資格は特に必要ないと言われました。それでも大丈夫でしょうか?
また、今の職場はいわゆる営業職で、入社後しばらくは固定給が主でそれに出来高給が加わっていましたが、最近は出来高給の割合が増え、営業成績が悪いと給料が低くなってしまいます。スイミングインストラクターだとある程度安定しているのでしょうか?
質問
競泳経験者です。スイミングインストラクターに転職できる?124view
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回答
3件の回答
スイミングの資格はとっておいた方が良いですよ。日本水泳連盟が定める基礎指導員だけでなく、水泳教師の資格とかがあります。仕事をしながらとることもできますし、水泳に関する資格があったら他の大手のスイミングに転職したいと思ったときにも有利です。
ちなみに、水泳教師がその施設にいれば「水泳教師在籍施設」としての証明が受けられ、地域への信用がえられます。当社では社長がこの水泳教師の資格を持っているので、水泳教師在籍施設になっています。
まぁ、指導を受ける側にとっても、資格をもっている人から教わりたいですよね。でも、資格がなくても元競泳をやっていたというのであれば、子ども達の憧れになるのでいいかもしれませんね。自分から見たらあなたがちょっとうらやましいです。サッカーでも元Jリーガーからサッカーを教わったらうれしいだろうし、野球だったら元プロ野球選手が指導したらうれしいですよね(プロアマ規定で無理でしたっけ?)。
質問にお答えします。
「資格がなくてもスイミングインストラクターに簡単に転職できるでしょうか?」について、スイミングインストラクターになる事自体は簡単だと思います。採用枠があって、条件にさえ合えば、資格がなくても競泳経験があれば問題ないと思います。でも、なってからが大変かもしれません。水泳部で後輩を指導したことがあるそうですが、すでに泳げる子をさらに泳げるようにするのと、泳げない子を泳げるようにするのとでは全く違う指導法が必要になるからです。せめて小学校や保育園などでの実習やボランティア経験などがあればよいのですが、そうでなければ子ども、特に水が怖い子どもや顔つけ、浮くことができない子どもの指導で苦労される可能性が高いです。
資格を取得することで指導法を学ぶことができますが、私の知る限り、それらの資格は水泳選手を育てるという視点に立った資格なので、泳げない子を泳げるようにするための資格ではないです。実際うちの職場で有資格者が数名いますが、泳げない子を泳げるようにするのは、資格をもたないおばちゃんインストラクターの方が、はるかに得意です。
「スイミングインストラクターだとある程度安定しているのでしょうか?」についてですが、これはイエスともノーとも言えます。たいていのスイミングスクールはシフト制になっていると思いますが、シフトに週最低何本入るようにノルマがある場合は固定給でしょうし、シフトに入る入水本数によって給料が変動するかもしれません。正社員であればおそらく固定給だとは思いますが、うちの会社のように最初は契約社員などという形態で雇用され、ある程度の期間まじめに勤めれば正社員になる道が開ける、というところも結構あると思います。
まあ、今の仕事があわなくて、競泳の仕事に人生を捧げたいという決意がおありのようなので、スイミングインストラクターになるのは良いことだと思いますし、資格も興味があれば、スイミングインストラクターの仕事をしながら取得されれば良いのではないですかね。
スイミングインストラクターの資格は、日水連が定めている「基礎水泳指導員」という資格があり、自分も取得していますが、便利ですよ。うちの会社では入社時には資格がないコーチが多いですが、基礎水泳指導員の資格を取得するように進めていて、何人かのコーチは入社後に基礎水泳指導員の資格を持っています。そうするとやはり社会的な信頼感にもつながるので、近隣のプールよりもうちの指導力がすぐれているという評判になって売上アップにもつながっています。
基礎水泳指導員には泳力も必要ですが、あなたの場合は泳力的には全く問題ないともいます。ただ、ブランクがあるようなので少し勘を取り戻す必要はあります。ブランクがあったら驚くぐらい泳げなくなっている、ということもありますからね。
資格を取得するには結構お金もかかります。うちの会社の場合は一部会社が補助しているので、もしかしたら就職されようとしているスイミングスクールでも同じような制度があるかもしれません。その辺りも面接などの時に聞かれてみてはどうでしょうか?会社としても基礎水泳指導員の資格を取りたいという熱意のある若者はほしがっていると思いますし、競泳経験が豊富であれば幅広い仕事もできるでしょうから、もしかしたら金銭的にも補助してくれるかもしれませんね。
あと、検定試験で立ち泳ぎとか横泳ぎとか心肺蘇生法がたしかありました。もし知らなくても、競泳経験者ならちょっと練習したらできますし、心肺蘇生法も自動車の免許取得の時に最近はやっているので大丈夫でしょうね。