現在通常の保育園に勤務しているのですが、保育士としての経験を広げたいと思っています。乳児院や児童養護施設など、子どもの力になれるような就職先を探しています。病児保育施設は子どもの力にも保護者の力にもなれるかと思いますが、病気がうつるなど暗そうなイメージがあります。病児保育施設で働くメリットはありますか?
質問
病児保育施設に転職して良かったことは何ですか?445view
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回答
1件の回答
沢山あります。
○子どもとじっくり関われる
病児保育施設にもよりますが、お預かりする人数は大変少ないです。通常の保育園ですと1・2歳児6人につき保育士1人、3歳児20人につき保育士1人と保育士の配置基準が決まっていますが、病児保育施設の保育士配置基準は子ども3人につき保育士1人・子ども10人につき看護師1人(平成25年11月25日内閣府)です。ただ実際病児保育施設の現場では保育士1人につき子ども2人で実施している場合がほとんどです。そのため、一人ひとりの子どもとじっくり関わることが出来ます。また、隔離が必要な病気(インフルエンザ等)の利用の子が一人しかいなかった場合など、一対一の保育となることもあります。
○行事がない
病児保育施設は一回の利用日数の多くは1~3日であり、短期間で利用児が入れ替わります。そのため入園式や卒園式はもちろんの事、お遊戯会などもありません。通常の保育園ですと様々な行事があり、一年を通して残業をしたり家に持ち帰って準備をしたりしなければならないことがありますが病児保育では行事がない為、残業や持ち帰りの仕事がありません。
○体力的負担が少ない
通常の保育園では園庭での遊びやお散歩に加え、運動会の練習やお遊戯会の練習、夏にはプールもありますね。しかし病児保育は、保育所などに通っている子どもが病気になった時、保護者が仕事を休めない場合に保護者に代わって子どものお世話をする場所ですので、保育だけでなく看護を行います。室内のみでの保育ですので走り回ったり大きな声が必要となったりする場面はありませんので通常保育園だと体力が心配な方には向いていると思います。
○クラスごとの指導計画がない
病児保育施設での預かりは、年齢ごとではなく病気ごと(例えば上気道炎とインフルエンザは同じ部屋で預かりません。)に分けられます。その為、クラスなどはなく長期指導計画はありません。しかし、その日1日の看護目標や保育目標をたてます。
○やりがいを感じられる
保護者の方は子どもが病気になっても仕事が休めない場合、とても焦っていらっしゃいます。そのような時に病児保育を利用していただくので、保護者の方の代わりとしてやりがいを感じることが出来ます。実際にお迎えの時に「預けられて良かった。」と声を掛けて下さる方が多いです。