廃棄物処理業界の動向について知りたいのですが…3506view

転職活動中の30代女性です。
今現在、2社から内定をいただいており、そのうちの1社が廃棄物処理を行う会社です。従業員の数は500人を超えるため、この業界の中ではかなり規模の大きい会社です。
正直廃棄物処理業界に対する理解がまだ浅いので、この業界の動向について詳しく知りたいです。将来性のある業界なのでしょうか?廃棄物がこの世からなくなることはないので、業界自体がなくなる心配はないと思うのですが…
ここ数年、有名大手企業の没落が目立ちます。世間に名の知れた有名企業でさえ落ちぶれてしまうため、自分の転職先が将来そのようになったらと思うととても不安です。
10年先、20年先も生き残れるような会社で働きたいと思っていますので、会社選びには慎重になってしまいます。今後の廃棄物処理業界について肯定的な意見でも否定的な意見でも良いので教えて下さい。

年収600万以上・残業なしなど好条件求人多数!

  1. 転職最大手の「リクルート」は求人件数の多さはもちろん、カバーする業種・職種の幅も業界トップ級で常に人気が高い!

  2. 転職業界大手の「マイナビ」!スキルや年収を適正に評価し、年収を最大限アップできるように担当者が徹底サポート!

  3. 年収アップに自信あり!利用者の7割以上が年収アップ!リクルートエージェントやマイナビエージェントと併用する人も多い!

質問に回答するにはログインしてください。

回答

2件の回答

  1. XSrestore 2016/07/25 21:01

    確かに国内市場の縮小により将来不安な面もありますが、今後伸びていく可能性も十分に期待できる業界だと思いますよ!
    大手企業は今まで中心品目だった鉄だけではなく、非鉄金属やプラスチックといった他品目のリサイクルにも力を入れており、鉄の価格が下がっても健全な経営ができるような鉄だけに依存しない産業構造にしようと努めています。工場も処理できる廃棄物の取扱品目の許可を取得して業務を拡大し、少しでも多くの廃棄物を受け入れられる体制を整えようとしています。
    また、新しい技術の開発により、レアメタルの低コストでの再資源化などまだまだ研究が発展途上の分野にも切り込んでいける可能性があります。さらに小型家電リサイクル法の施行により、使用済みの小型家電のリサイクルが浸透してきましたので、廃棄物処理会社のビジネスチャンスは大いにあります!

    海外事業も、この業界の今後の動向のカギを握ると思いますよ!少し前までは地理的に近い中国や韓国に鉄スクラップなどの資源を輸出していました。しかし中国や韓国も経済が停滞しインフラ需要が低下してしまいましたので、自国内で資源を賄えるようになり以前のように日本から輸出できなくなってしまいました。ですので、最近は東南アジアのASEAN諸国やインドなどの開発途上国での事業に力を入れています。ここ数年の工業化による経済発展は目まぐるしく、人口も多いですのでビジネスチャンスが豊富です。ただ資源を輸出するだけではなく、海外に工場をつくりリサイクル事業を立ち上げる会社も増えてきています。文化の問題や日本との法律の違いなど、細かい問題点はまだまだありますが、今後の伸びしろには大いに期待できると思います。
    従来の廃棄物処理業界での業務にだけ依存している会社は将来的に危ないかもしれませんが、業務の拡大に努めたり技術開発や海外事業などの新規事業に力をいれたりしている会社は今後さらに伸びていくと思います。質問者さんが内定された会社は業界有数の大手企業だと思いますので、そこまで将来が悲観的ではないと思いますよ!

  2. 5Vairmail 2016/07/24 10:38

    はっきりいって、今後かなり厳しいのではないでしょうか。廃棄物はこれからも日本で出続けますが、ただ処理して最終処分するだけでは利益は出ません。この業界は廃棄物から選別した資源で利益を得ているのです。少子高齢化による日本の人口減少は止まりませんし、ここ最近は国内企業の工場の海外移転が目立ちますので、鉄スクラップなどの産業廃棄物に混じった資源の需要が日本では減少傾向にあります。2020年の東京オリンピック開催による建設需要で少しこの業界の景気は上向きになるかと廃棄物処理業界は期待したみたいですが、今のところそこまで影響はなくがっかりしたようです。他に今後国内需要が上がる要因も見当たりませんので、将来性には期待しすぎない方が良いと思います。経済成長期の日本では通用していた廃棄物処理業界のビジネスモデルが、ここ最近の経済的に成熟した日本では通用しなくなってきているのが辛いところです。
    また、不法投棄などが社会問題化したことにより、廃棄物処理に関する法整備や反社会的勢力との関係の排除などがどんどん進み、以前に比べ規制が大幅に厳格化しています。ですので、設備投資が不十分で優秀な人材が集まりづらい小規模・零細規模の企業は、今後この業界で生き残れないと思います。

    この業界の大手も、時代に乗り遅れないよう生き残りをかけて同業他社と経営統合や業務提携など集約化を図っています。業界大手について少し調べれば分かると思いますが、最近はどこもグループ会社がとても多く、ライバルというよりは協力し合っていることが明らかです。業界内でノウハウを共有し、専門性を高めることで厳しい業界を生き抜こうと必死にもがいている段階だと思います。今後はさらに集約化が進み、競争力のある大手だけが存続できる状況になるのではないかと思います。

ページ上部へ移動する