図書館司書でお勤めの方、悩みやストレスはありますか?給与面(が冷遇)の話はよく聞くのでそれ以外でお聞きしたいです。
質問
図書館司書の悩み・ストレスは?1843view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
1件の回答
私が直面した悩みは「しゃべれないストレス」です。私はあまり腰を落ち着けてする仕事をそれまであまりしたことがありませんでした。
しかし公務員という職に惹かれて、給料の良さや待遇の良さに魅了されて、この職種に着いたのです。
最初は蔵書整理をする際に実際に司書の仕事をある程度分かっておこうということで、他の職員さんたちと一緒に本の貸し出しをするスペースで働いていました。
仕事を覚えるのは大変ですが、おしゃべりできて、楽しい日々を送っていました。この頃はまだコミュニケーションも取れて楽しくできていました。
ですが一通り司書の仕事を勉強したら、別の部屋に連れて行かれて、そこで蔵書をひたすら登録する仕事を頼まれました。
元々はこの仕事内容で雇われたので、コツコツと本に番号を振ってパソコンに登録していました。
しかしこれを1日中するということで、一人で黙々と本に番号を付けて行く作業は孤独で辛かったです。
何もしゃべれず、何も口にせず、ひたすら黙々と蔵書に番号を付けていくのです。ずっと同じ作業を続けていて、精神的にもやもやしたものが溜まりました。
しゃべれないということと一人きりで部屋に閉じこもっているのが苦痛で、この仕事を続けるかどうかで迷いました。私は日の光を浴びないとダメなタイプで、
でも蔵書を登録する部屋は窓もなく薄暗くて外からの声も聞こえにくい造りになっていて、頭が変になりそうでした。これで悩んだのです。
一時は仕事を辞めることも真剣に考えていて、市役所で辞めたいことを伝えたこともあります。でもそのときに課長に呼ばれて、
二人で話し合いました。
数時間二人で話し合って、解決策を探したのです。あちらはできる限り続けてほしいと私に頼み込み私はそのためにしてほしいことを課長に頼みました。
部屋があまりに窮屈で外からの音が全然聞こえず、精神的に辛いと言う話をしたら、課長の方から提案してくれて蔵書を入力する場所を変えてくれました。
私は2階の端のカウンターで作業ができることになったのです。
ここで作業することになってからは図書館に来るお客さんとしゃべることも増えて、どんどん仕事が楽しくなりました。
時には本のある場所を聞かれたりするので、本がある場所を覚えるという作業は増えたものの個人的にはのびのびとできるようになって問題が改善しました。
光が差して、人の声が聞こえて、しゃべることができるという環境がやっぱり一番です。環境次第で気持ちの持ちようが変わるなと思いましたし、
声を上げると仕事環境の改善をしてくれることもあるんだなと思いました。
私の悩みをじっくりと聞いてくれて、柔軟に対応してくれた課長には感謝しています。