大手企業の関連会社で経理業務をしている30代の男性です。
この会社で経理を始めて4年経ちますが、決算業務に携わる機会がなく転職しようか悩んでいます。
経理をしているからには決算業務(計算書類の作成、税務申告など)をしたいのですが、いまは債権債務管理、予実管理、経理事務がメインの業務です。会社規模は小さくはありませんが、それほど大きくない会社なので、決算業務は先輩社員1人で済んでいる状態です。
周りに相談もしているのですが、その先輩社員が異動をするか、会社規模が大きくならない限りは決算業務に携われなさそうです。
簿記2級で実務経験4年なので、需要はあると思いますが、転職先の会社で決算業務に携われるかも不透明なので、どうすべきなのか考えが煮詰まっています。
ご意見を頂けるとありがたいです。
- 転職ステーション
- ビジネス(営業・事務等)系職種
- 経理
- みんなのQ&A
- 経理のキャリアを積むために転職すべきでしょうか?
質問
経理のキャリアを積むために転職すべきでしょうか?71view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
3件の回答
今のままなら転職はしない方がいいと思います。経理キャリアを積むことが目的のように思うので。
経理キャリアを積む目的は何ですか?そこがハッキリしていない場合は、経理キャリアを積んだ時点で次は何をすればいいのか分からなくなります。もちろん積んでいく過程で見えてくるものもあると思いますが、転職というリスクを取るのであればもっと具体的な目的をもっておくべきだと思います。すでに持たれていたらすみませんが・・・。
知り合いの中で、経理に就職したけど、決算業務は税理士に任せている会社だったから1年で転職して、決算業務のできる会社に入り直した人がいます。その会社も長居するつもりはなく、公認会計士を取って監査法人に行くと言っていました。彼が監査法人に行って何をしたいかまでは明確に聞けませんでしたが、彼の中では更なる目標があるのだと思います。目的に向かって最短距離で突っ走ることができるもの、目的が明確になっているからだと思います。
この場では不明瞭な回答しかできませんが、私は安定した家庭を築くこと、会社に貢献することを目的に行動しています。
質問者さんが仮に明確な目的があるのであれば、簿記1級は持っていてもおかしくないと思ったものでして、このように書かせてもらいました。
余計なことでしたらすみません。
経理キャリアを積みたいとのことですが、決算業務に強いこだわりがあるのでしょうか?
大手企業の関連会社とのことなので、どこまで自社でできるのか分かりませんが、予実管理を進めていけば、戦略的意思決定や設備投資意思決定なども視野に入るのではないでしょうか?経営に関わってくる部分ですので、経理歴が浅い場合は関われないこともあると思いますが、1つ1つ信頼を積み重ねて、自分はこういうこともできますよとアピールしていけば、道は開けていくものと思います。
また、キャリアにこだわりがあるのはよいことだと思いますが、こだわりすぎるのはよくないと思います。うまく言葉にできませんが、キャリアを思い描いてもその通りになることがベストとは思いません。思い描いたキャリアにこだわるあまりチャンスを逃している人が周りにいます。もちろん、自分のしたいこととは違ったのでチャンスを人に譲ったのかもしれませんが、私からしてみればもったいないです。キャリアというのは後からついて来るもので、必ずしも現在思い描いているキャリアとは同じにならないものだと思います。
決算業務以外にパッと思いつくものは、原価計算と資金繰りです。質問者さんの会社がメーカーでないのであれば関わる機会がないかもしれませんが、ある意味決算業務よりやり甲斐があるかもしれません。どの商品が利益を出していて、材料高がどこにどのように影響するなどを知ると、いろんなことに敏感になれると思います。日本ではあまり流行っていないみたいですが、ABCなんかは関心が高いです。導入している会社があれば1度覗いてみたいと思っています。
資金繰りは、財務の仕事なので、経理から独立しているかもしれませんが、会社規模が大きくなければ、経理が兼任している場合も多いと思います。決算業務も意思決定に必要な情報を提供しますが、資金繰りはよりタイムリーな情報を提供できると思います。
もしかしたら資金繰りに関しては、グループでCMSを道入しているかもしれませんが、まだされないようであれば、経理を統括している部署に提案するものいいと思います。1つの実績にもなりますし、資金ショートのリスクを低減することができ、経理業務に集中できると思います。
こういったことを踏まえられて、やっぱり決算業務をしたい、と思われるのでしたら、転職も1つの方法だと思います。急く理由がないのであれば、まだ簿記2級しか持っていないのですから、もう少し様子を見た方が堅実だと思います。
本当に決算業務をしたいのであれば、転職した方がいいと思います。
幹部候補の採用がある会社で、ゆくゆくは決算業務を1人で任せたいという求人であれば、何年かかかるかもしれませんが、決算業務はできると思います。
ただ、決算業務を任せたい、という会社はよく見極める必要があると思います。
これは知り合いの話ですが、決算業務をしたくて小さめの会社に転職したところ、会社の財政状態が非常に悪く、人間関係も非常に悪い環境だったそうです。しかも、面接の時に業務は丁寧に教えますと言われたにもかかわらず、上司にあたる係長は経理のことをほとんど知らないという状況でした。本人曰く、ブラックであった、とのことです。
その後、係長は辞めて、その代わりに税理士資格を持っている人が入ってきたそうですが、まったくの素人で役に立たず、これはもう無理と思って、辞めたそうです。
確かに決算業務はできたみたいですが、これでは本末転倒だと思います。
人間らしい生活を送りつつ、キャリアを積むのであれば、決算業務を任せたいという会社に飛びつくのは止めた方がいいと思います。
確実にキャリアを詰むのであれば、公認会計士や税理士、少なくとも簿記1級を取得し、全面的にやる気のあることをアピールして、今の会社の先輩社員がこいつなら安心して任せられる、と思わせるくらいしてもいいように思います。
また、別の道として資格取得はもちろんですが、大手企業の関連会社にお勤めということですので、本社や別の関連会社に異動願いを出すのも1つの手だと思います。出向という形になるのか、転職という形になるのかは分かりませんが、そういった話をすれば、人事も協力してくれるかもしれません。
参考になれば幸いです。